スイスの祝祭日・休日について
スイスは、国民の祝日が法律で統一されている日本とは異なり、州(カントン)によって祝日が異なります。連邦法で定められた国民の祝日は、実は8月1日の「スイス建国記念日」のみです。
その他の祝日は各州で独自に定めています。各州は法律に基づき、年間最大8日まで自由に祝日を制定することが可能です。この背景には、スイスの成り立ちに関する歴史的な経緯と宗教的な多様性という二つの理由があります。
一つ目の理由は歴史的な連邦制です。スイスは元々、独立した小国家が集まって形成されたため、各州の強い自治権が今も尊重されています。
二つ目の理由は宗教的な多様性です。スイスにはプロテスタントとカトリックの州が混在しており、それぞれの信仰に基づく重要な祭日が祝日として制定されています。これにより、地域に根差した伝統を尊重し、維持することが可能になっています。
その結果として、2025年にスイス全土の州で共通して祝日となる日は、新年元日(1月1日・水)、キリスト昇天祭(5月29日・木)、そしてクリスマス(12月25日・木)です。
日本とスイスとの時差、サマータイム
スイスは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との間に8時間の時差があります。日本の午後17:00がスイスの午前09:00となります。
また、スイスはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中は、日本との時差が7時間となります。
2025年にサマータイムが実施されるのは2025年3月30日(日)~2025年10月26日(日)の期間です。
正確には2025年3月30日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2025年10月26日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。
2026年にサマータイムが実施されるのは2026年3月29日(日)~2026年10月25日(日)の期間です。
正確には2026年3月29日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にし、2026年10月25日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。
2025年の祝日 / お祭り / イベント カレンダー
以下、2025年のスイスの祝日を州(カントン)ごとの情報も含めてまとめるとともに、スイスで開催される主要なイベントや行事を網羅しました。
- 2025年1月1日(水)新年元日(ドイツ語:Neujahrstag / フランス語:Nouvel an)
- スイスでは、大晦日の夜に友人や家族と集まり、日付が変わると同時に花火を打ち上げたり、シャンパンで乾杯したりして新年を盛大に迎えます。
- 連邦法で定められた国民の祝日ではありませんが、全26州が祝日と定めているため、事実上スイス全土で共通の祝日となります。
- 2025年1月2日(木)ベルヒトルドの日(Berchtoldstag / Berchtold’s)
- この日は、ゲルマン神話の女神「ベルヒタ(Berchta)」に由来する冬の祝日です。主にドイツ語圏の州で祝われ、特にベルン州インターラーケンでは、山の悪霊に扮した人々が街を練り歩き、冬の悪霊を追い払う「ハーダー・ポチェッテ」という伝統的な行事が行われます。
- 祝日となる州:アールガウ州、ベルン州、フリブール州、グラールス州、ジュラ州、オプヴァルデン州、シャフハウゼン州、トゥールガウ州、ヴォー州、ルツェルン州。
- 2025年1月6日(月)公現祭/エピファニー(Heilige Drei Könige / Épiphanie)
- 東方の三博士が幼子イエスを訪れ、礼拝したことを記念するキリスト教の祭日です。「公現祭」「主顕節」とも呼ばれます。この日、スイスの一部の地域では、中に小さな人形(フェーヴ)が入った「ガレット・デ・ロワ」というケーキを家族で分けて食べ、フェーヴが当たった人がその日一日の王や女王となり、王冠をかぶって皆から祝福を受けます。
- 祝日となる州:グラウビュンデン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、ルツェルン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州。
- 2025年1月20日(月)~1月24日(金)世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
- 毎年、世界中の政治家やビジネスリーダー、学者などがスイスのダボスに集まり、地球規模の課題について議論する国際会議です。ビジネスや国際情勢に関心がある人にとって、非常に重要なイベントです。
- 2025年3月1日(土)共和国記念日(Tag der Republik / Jour de la République)
- 1848年3月1日、プロイセン国王の統治下にあったヌーシャテルが、革命によって共和国を宣言し、スイス連邦に加わったことを記念する日です。この日は、ヌーシャテル州の歴史と政治体制を祝うもので、州内各地で式典やパレード、音楽コンサートなどが開催されます。
- 祝日となる州:ヌーシャテル州。
- 2025年3月10日(月)~3月12日(水)バーゼル・ファスナハト
- スイス最大級のカーニバルで、600年以上の歴史を持つ地域に根ざした文化的行事です。早朝のパレード「モルゲンシュトライヒ」を皮切りに、仮面や衣装を身につけた人々が街を練り歩き、独特の音楽と熱気に包まれます。
- 2025年3月19日(水)聖ヨセフの日(Josefstag / Fête de la Saint Joseph)
- イエス・キリストの養父である聖ヨセフの祝日。カトリックの伝統が根強い地域で祝われることが多く、教会での特別なミサや、地域によっては家族で食卓を囲むなどして静かに過ごします。
- 祝日となる州:グラウビュンデン州の一部、ルツェルン州、ニートワルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州。
- 2025年4月3日(木)ネーフェルザー・ファルト(Näfelser Fahrt / Voyage à Näfels)
- 1388年にハプスブルク家のオーストリア侵略者に対してグラールス州とスイス全体が勝利したことを記念する祝日です。毎年4月の第1木曜日には、ナ-フェルス村で戦没者追悼のミサや大規模な巡礼行事が行われ、多くの人々が歴史を振り返り、平和を願います。
- 祝日となる州:グラールス州。
- 2025年4月11日(金)〜4月13日(日)ルツェルン音楽祭(春季)
- 世界的に有名なクラシック音楽の祭典「ルツェルン音楽祭」の春季フェスティバルです。ルツェルン湖畔にあるKKL(ルツェルン文化会議センター)をメイン会場に、世界トップクラスのオーケストラやソリストが集い、高水準の演奏を披露します。
- 2025年4月18日(金)聖金曜日(Karfreitag / Vendredi Saint)
- 復活祭の前の金曜日にイエス・キリストの受難と死を記念する日です。日本では「受難日」「受苦日」とも呼ばれています。多くの地域では、この日をイースター休暇の一部として、教会での厳かな礼拝や、家族で静かに過ごします。
- 祝日となる州:ジュネーブ州、ティチーノ州、ヴァレー(ヴァリス)州を除く全ての州。
- 2025年4月20日(日)復活祭(Paques / Ostersonntag)
- 十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要日です。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わります。多くの家庭では、カラフルに飾り付けたイースターエッグを庭や家の中に隠し、子供たちが探す「エッグハント」を楽しむ習慣があります。
- 2025年4月21日(月)チューリッヒ市ゼクセロイテン祭
- チューリッヒ州の伝統的な祭りであり、冬の終わりと春の訪れを祝う行事です。街の中心部で、冬を象徴する雪だるまの形をした人形「ベーグ(Böögg)」を燃やします。人形の首が落ちるまでの時間で、その年の夏の天気を占うというユニークな風習があります。
- ※例年4月の第3月曜日に開催されます。この日はチューリッヒ市内の銀行、企業、お店がほとんど営業しません。
- 2025年4月21日(月)復活祭後の月曜日(Ostermontag / Lundi de Paques)
- 復活祭の翌日の月曜日は、いわゆるイースター・マンデーとして多くの州で祝日となっています。復活祭の休日を延長して家族と過ごしたり、春の到来を祝うための様々な行事に参加したりします。
- 祝日となる州:ジュネーブ州、ヌーシャテル州、ソロトゥルン州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州を除く全ての州。
- 2025年5月1日(木)メーデー(Maifeiertag / Fete du Travail)
- 毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典の日となっています。スイスでも一部の州では祝日となり、労働者の権利を訴えるデモや集会、または春を祝うお祭りやイベントが開催されます。
- 祝日となる州:バーゼル=ラント準州、バーゼル=シュタット準州、ジュラ州、ヌーシャテル州、シャフハウゼン州、ソロトゥルン州、ティチーノ州、トゥールガウ州、チューリッヒ州。
- ※このうちソロトゥルン州とティチーノ州は半日祝日です。トゥールガウ州は半日祝日または全日祝日です。
- 2025年5月29日(木)キリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt / Ascension)
- 復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日にキリストが昇天したことを祝う祝祭日です。多くの地域で、教会での特別なミサが行われるほか、家族や友人とハイキングやピクニックに出かけるなど、春の自然を楽しむ日としても知られています。
- 連邦法で定められた国民の祝日ではありませんが、全26州が祝日と定めているため、事実上スイス全土で共通の祝日となります。
- 2025年6月8日(日)聖霊降臨祭 / ペンテコステ(Pfingsten / Pentecôte)
- 復活祭から7週間目の日曜日、イエスの弟子たちに聖霊が降臨したことを記念する日です。この出来事は、イエス・キリストの教えが世界に広まり始めた日とされ、キリスト教の教会にとっては非常に重要な祝祭日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれます。連邦法上の祝日ではないため、企業や店舗は通常通り営業していますが、多くの信者は教会での特別な礼拝に参加したり、聖霊を象徴する赤や白の服を身につけたりして、聖霊の降臨を祝います。
- 2025年6月9日(月)聖霊降臨祭の翌日 / ペンテコステ後の月曜日(Pfingstmontag / Lundi de Pentecôte)
- 聖霊降臨祭翌日の月曜日は、英語では「Whit Monday」と呼ばれる日です。ほとんどの州で祝日となっており、聖霊降臨祭と合わせて週末からの連休を楽しむため、人々は家族で小旅行に出かけたり、地域のお祭りに参加したりします。
- 祝日となる州:ジュネーブ州、ヌーシャテル州、ソロトゥルン州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州を除く全ての州。
- 2025年6月19日(木)聖体祭(コルプス・クリスティ)/ Fronleichnam / Fête du Corpus Christi
- 聖体をあがめるカトリックの祝日です。この日は、教会でのミサの後、聖体(キリストの体とされるパン)を掲げて街を練り歩く聖体行列が行われ、カトリック信仰の深い地域では特に盛大に祝われます。
- 祝日となる州:アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ジュラ州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- 2025年6月23日(月)ジュラ独立記念日(Jura-Unabhängigkeitstag / Fête de l’indépendance du Jura)
- 1979年、ベルン州から分離してスイスで最も新しい州・ジュラ州が成立したことを記念する祝日です。ジュラ州内では、この歴史的な出来事を祝うために、パレードや演説、音楽イベントなどが開催され、州の独立を盛大に祝います。
- 祝日となる州:ジュラ州。
- 2025年6月29日(日)聖ペテロとパウロの日 / St.Peter and Paul
- イエス・キリストの伝道活動に同行した使徒のうちの二人、シモン・ペトロとタルソのパウロの殉教を記念する祝日です。カトリック信仰の強い地域で祝われ、教会での特別なミサや宗教行事が中心となります。
- 祝日となる州:グラウビュンデン州、ティチーノ州。
- 2025年7月4日(金)~7月19日(土)モントルー・ジャズ・フェスティバル
- レマン湖畔の街モントルーで開かれる、世界的に有名な音楽祭です。ジャズだけでなく、ロック、ソウル、ポップスなど幅広いジャンルのアーティストが参加し、美しい湖畔の景色とともに音楽を楽しむことができます。
- 2025年8月1日(金)建国記念日 / ナショナルデー(Bundesfeiertag / Fête de la Confédération)
- 1291年8月1日、ウーリ、ウンターヴァルデン(現在のオプヴァルデンとニトヴァルデン)、シュヴィーツの3つの州の代表がフィアヴァルトシュテッテ湖のほとりにあるリュトリに集まり同盟の誓いを交わした日がスイス連邦の始まりの日とされています。スイス各地で大小さまざまのイベントが開催されます。夜には花火が盛大に打ち上げられ、多くの人が集まって建国を祝います。
- スイス全土の祝日。
- 2025年8月15日(金)聖母被昇天祭(Mariä Himmelfahrt / Jour d’hypothèse)
- 聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する、カトリックの祝日です。1950年に当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義とされています。この日は教会でのミサや宗教的な行事が中心となり、家族で静かに過ごすことが多いです。
- 祝日となる州:アールガウ州、アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ジュラ州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- 2025年8月12日(火)〜9月14日(日)ルツェルン音楽祭(夏季)
- ルツェルン音楽祭のメインとなる夏季フェスティバルです。世界中からトップクラスのオーケストラや指揮者が集結し、クラシック音楽のハイシーズンを彩ります。2025年のテーマは「オープン・エンド」で、ミヒャエル・ヘフリガー芸術監督の最後のシーズンでもあります。
- 2025年9月11日(木)ジュヌヌヴォワ(Jeûne genevois)
- 「ジュヌヌヴォワ(Jeüne genevois)」は、「ジュネーブ断食」を意味する言葉です。中世後期からの伝統である断食日に基づいており、9月の第1日曜日の後の木曜日に設定されています。現在は宗教的な断食の要素はありませんが、ジュネーブ州の銀行、企業、お店の多くは閉まります。人々は家族と集まり、伝統的なプラムのタルト「タルト・オ・プリュンヌ」を食べて過ごす習慣があります。
- 祝日となる州:ジュネーブ州。
- 2025年9月22日(月)聖モーリス(St Mauritius)
- 勇気、忠誠、信仰の象徴として崇められているカトリックの聖人、聖モーリス(Saint Maurice)を記念する日です。アッペンツェル・インナーローデン州の守護聖人で、この日は特別なミサや宗教行事が行われ、地域の守護聖人を敬う日として大切にされています。
- 祝日となる州:アッペンツェル・インナーローデン州。
- 2025年9月25日(木)ブラザー・クラウス祭(Brother Klaus Festival)
- 15世紀の紛争における平和的な調停者として尊敬されているスイスの守護聖人の一人、Brother Klaus(ニクラウス・フォン・フリューエ)を記念する祝日です。オプヴァルデン州では、地元の伝統的な行事が行われ、村や町のコミュニティが集まる特別な日となっています。
- 祝日となる州:オプヴァルデン州。
- 2025年9月上旬 ラヴォー地区のブドウ収穫祭
- 世界遺産に登録されたラヴォー地区のブドウ畑で、ブドウの収穫を祝うお祭りです。正確な日程は年によって異なりますが、例年9月上旬に開催されます。地元の人々にとって重要な伝統行事であり、多くの観光客も訪れます。
- 2025年10月20日(月)〜10月26日(日)スイス・インドア・バーゼル
- ATPツアーの公式戦の一つで、世界トップクラスのテニス選手が集まる国際的なスポーツイベントです。ツアー最終戦の出場権をかけた熱戦が繰り広げられ、毎年多くのテニスファンを魅了します。
- 2025年11月1日(土)万聖節 / 諸聖人の日(Allerheiligen / Toussaint)
- カトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。多くの地域では、家族で故人の墓を訪れ、花やろうそくを供えて故人を偲びます。
- 祝日となる州:アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ジュラ州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- 2025年12月6日(土)聖ニコラウス祭
- 聖ニコラウス(サンタクロースの原型)を記念する日です。スイスのドイツ語圏では「サミクラウス(Samichlaus)」として知られ、良い子にはお菓子を、悪い子には小枝を配るという伝統的な風習があります。特に子供たちにとって、クリスマスに先駆けての一大イベントです。
- 2025年12月8日(月)聖母の無原罪の御宿りの祭日(Mariä Empfängnis / Saint-Étienne)
- 聖母マリアがその母アンナの胎内に宿った瞬間から、神の恩寵により原罪を免れていたことを記念する日です。世界中のカトリック教国で祝日となっています。カトリック信仰が篤い州で祝われ、教会での特別なミサや、地域によっては宗教的な行列が行われることもあります。
- 祝日となる州:アールガウ州、アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプワルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- ※グラウビュンデン州では一部地域のみ祝日となります。
- 2025年12月24日(水)クリスマス・イブ(Heiligabend / la veille de Noël)
- スイス全土の祝日ではなく、グラールス州など一部の州で祝日となります。多くの家庭では、この日にクリスマスツリーを飾り付け、家族でごちそうを囲み、プレゼントを交換するなどして過ごします。
- 2025年12月25日(木)クリスマス(Weihnachtstag / Noël)
- イエス・キリストの誕生を祝う祝日で、連邦法で定められた国民の祝日ではありませんが、全26州が祝日と定めているため、事実上スイス全土で共通の祝日となります。多くの地域では、クリスマスマーケットが開催され、家族や友人と温かい飲み物を片手に買い物を楽しむなどして過ごします。
- 2025年12月26日(金)聖ステファノの祝日(Stephanstag / Saint-Étienne)
- キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを記念する祝日です。クリスマス翌日の祝日として知られ、多くの地域ではこの日も家族や友人と集まり、食事をしたり、冬のレジャーを楽しんだりして、クリスマス期間をゆっくりと過ごします。
- 祝日となる州:アールガウ州、バーゼル=ラント準州、バーゼル=シュタット準州、ベルン州、グラウビュンデン州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、ザンクト・ガレン州、シャフハウゼン州、シュヴィーツ州、トゥールガウ州、ウーリ州、ツーク州。
- ※ジュネーブ州、ジュラ州、ヌーシャテル州、ソロトゥルン州、ヴォー州、ツーク州は祝日ではありません。
- 2025年12月31日(水)大晦日(Silvester / Réveillon du Nouvel An)
- 大晦日、スイスでは家族で集まり、ごちそうを食べたりしながら年を越します。グラールス州では祝日となっています。
- 祝日となる州:グラールス州。
- 2025年12月31日(水)復古記念日(Restoration Day)
- 復古記念日は、ナポレオンの統治と功績によりフランスに占領されたジュネーヴ共和国が1813年に共和国に復古した日を記念する日です。ジュネーブ州でのみ祝われる祝日で、12月31日の朝8時に祝砲が鳴らされます。サン・ピエトロ大聖堂では公式の式典が行われ、音楽コンサートも開催され、州の独立を祝います。
- 祝日となる州:ジュネーブ州。
2026年の祝日 / お祭り / イベント カレンダー
以下、2026年のスイスの祝日を州(カントン)ごとの情報も含めてまとめるとともに、スイスで開催される主要なイベントや行事を網羅しました。
なお、スイス連邦法で定められた国民の祝日は8月1日の建国記念日のみです。それ以外の祝日は、各州が独自に定めていますが、新年元日、キリスト昇天祭、クリスマスはすべての州で祝日とされているため、事実上、スイス全土で共通の祝日となります。2026年も、新年元日、キリスト昇天祭、建国記念日、クリスマスの4つがスイス全土共通の祝日となります。
- 2026年1月1日(木)新年元日(ドイツ語:Neujahrstag / フランス語:Nouvel an)
- スイスでは、大晦日の夜に友人や家族と集まり、日付が変わると同時に花火を打ち上げたり、シャンパンで乾杯したりして新年を盛大に迎えます。
- 連邦法で定められた国民の祝日ではありませんが、全26州が祝日と定めているため、事実上スイス全土で共通の祝日となります。
- 2026年1月2日(金)ベルヒトルドの日(Berchtoldstag / Berchtold’s)
- この日は、ゲルマン神話の女神「ベルヒタ(Berchta)」に由来する冬の祝日です。主にドイツ語圏の州で祝われ、特にベルン州インターラーケンでは、山の悪霊に扮した人々が街を練り歩き、冬の悪霊を追い払う「ハーダー・ポチェッテ」という伝統的な行事が行われます。
- 祝日となる州:アールガウ州、ベルン州、フリブール州、グラールス州、ジュラ州、オプヴァルデン州、シャフハウゼン州、トゥールガウ州、ヴォー州、ルツェルン州。
- 2026年1月6日(火)公現祭/エピファニー(Heilige Drei Könige / Épiphanie)
- 東方の三博士が幼子イエスを訪れ、礼拝したことを記念するキリスト教の祭日です。「公現祭」「主顕節」とも呼ばれます。この日、スイスの一部の地域では、中に小さな人形(フェーヴ)が入った「ガレット・デ・ロワ」というケーキを家族で分けて食べ、フェーヴが当たった人がその日一日の王や女王となり、王冠をかぶって皆から祝福を受けます。
- 祝日となる州:グラウビュンデン州の一部、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州。
- 2026年1月20日(火)~1月24日(土)世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
- 毎年、世界中の政治家やビジネスリーダー、学者などがスイスのダボスに集まり、地球規模の課題について議論する国際会議です。ビジネスや国際情勢に関心がある人にとって、非常に重要なイベントです。
- 2026年3月1日(日)共和国記念日(Tag der Republik / Jour de la République)
- 1848年3月1日、プロイセン国王の統治下にあったヌーシャテルが、革命によって共和国を宣言し、スイス連邦に加わったことを記念する日です。この日は、ヌーシャテル州の歴史と政治体制を祝うもので、州内各地で式典やパレード、音楽コンサートなどが開催されます。
- 祝日となる州:ヌーシャテル州。
- 2026年3月頃 バーゼル・ファスナハト
- スイス最大級のカーニバルで、600年以上の歴史を持つ地域に根ざした文化的行事です。早朝のパレード「モルゲンシュトライヒ」を皮切りに、仮面や衣装を身につけた人々が街を練り歩き、独特の音楽と熱気に包まれます。
- 2026年3月19日(木)聖ヨセフの日(Josefstag / Fête de la Saint Joseph)
- イエス・キリストの養父である聖ヨセフの祝日。カトリックの伝統が根強い地域で祝われることが多く、教会での特別なミサや、地域によっては家族で食卓を囲むなどして静かに過ごします。
- 祝日となる州:グラウビュンデン州の一部、ルツェルン州、ニートワルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ゾロトゥルン州。
- 2026年4月2日(木)ネーフェルザー・ファルト(Näfelser Fahrt / Voyage à Näfels)
- 1388年にハプスブルク家のオーストリア侵略者に対してグラールス州とスイス全体が勝利したことを記念する祝日です。毎年4月の第1木曜日には、ナ-フェルス村で戦没者追悼のミサや大規模な巡礼行事が行われ、多くの人々が歴史を振り返り、平和を願います。
- 祝日となる州:グラールス州。
- 2026年4月頃 ルツェルン音楽祭(春季)
- 世界的に有名なクラシック音楽の祭典「ルツェルン音楽祭」の春季フェスティバルです。ルツェルン湖畔にあるKKL(ルツェルン文化会議センター)をメイン会場に、世界トップクラスのオーケストラやソリストが集い、高水準の演奏を披露します。
- 2026年4月3日(金)聖金曜日(Karfreitag / Vendredi Saint)
- 復活祭の前の金曜日にイエス・キリストの受難と死を記念する日です。日本では「受難日」「受苦日」とも呼ばれています。多くの地域では、この日をイースター休暇の一部として、教会での厳かな礼拝や、家族で静かに過ごします。
- 祝日となる州:ティチーノ州、ヴァレー(ヴァリス)州を除く全ての州。
- 2026年4月5日(日)復活祭(Paques / Ostersonntag)
- 十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要日です。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わります。多くの家庭では、カラフルに飾り付けたイースターエッグを庭や家の中に隠し、子供たちが探す「エッグハント」を楽しむ習慣があります。
- 2026年4月20日(月)チューリッヒ市ゼクセロイテン祭
- チューリッヒ州の伝統的な祭りであり、冬の終わりと春の訪れを祝う行事です。街の中心部で、冬を象徴する雪だるまの形をした人形「ベーグ(Böögg)」を燃やします。人形の首が落ちるまでの時間で、その年の夏の天気を占うというユニークな風習があります。
- ※例年4月の第3月曜日に開催されます。この日はチューリッヒ市内の銀行、企業、お店がほとんど営業しません。
- 2026年4月6日(月)復活祭後の月曜日(Ostermontag / Lundi de Paques)
- 復活祭の翌日の月曜日は、いわゆるイースター・マンデーとして多くの州で祝日となっています。復活祭の休日を延長して家族と過ごしたり、春の到来を祝うための様々な行事に参加したりします。
- 祝日となる州:ルツェルン州、ヌーシャテル州、ソロトゥルン州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州を除く全ての州。
- 2026年5月1日(金)メーデー(Maifeiertag / Fete du Travail)
- 毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典の日となっています。スイスでも一部の州では祝日となり、労働者の権利を訴えるデモや集会、または春を祝うお祭りやイベントが開催されます。
- 祝日となる州:バーゼル=ラント準州、バーゼル=シュタット準州、ジュラ州、ヌーシャテル州、シャフハウゼン州、ソロトゥルン州、ティチーノ州、トゥールガウ州、チューリッヒ州。
- ※このうちソロトゥルン州とティチーノ州、トゥールガウ州は半日祝日です。
- 2026年5月14日(木)キリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt / Ascension)
- 復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日にキリストが昇天したことを祝う祝祭日です。多くの地域で、教会での特別なミサが行われるほか、家族や友人とハイキングやピクニックに出かけるなど、春の自然を楽しむ日としても知られています。
- 連邦法で定められた国民の祝日ではありませんが、全26州が祝日と定めているため、事実上スイス全土で共通の祝日となります。
- 2026年5月24日(日)聖霊降臨祭 / ペンテコステ(Pfingsten / Pentecôte)
- 復活祭から7週間目の日曜日、イエスの弟子たちに聖霊が降臨したことを記念する日です。この出来事は、イエス・キリストの教えが世界に広まり始めた日とされ、キリスト教の教会にとっては非常に重要な祝祭日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれます。連邦法上の祝日ではないため、企業や店舗は通常通り営業していますが、多くの信者は教会での特別な礼拝に参加したり、聖霊を象徴する赤や白の服を身につけたりして、聖霊の降臨を祝います。
- 2026年5月25日(月)聖霊降臨祭の翌日 / ペンテコステ後の月曜日(Pfingstmontag / Lundi de Pentecôte)
- 聖霊降臨祭翌日の月曜日は、英語では「Whit Monday」と呼ばれる日です。ほとんどの州で祝日となっており、聖霊降臨祭と合わせて週末からの連休を楽しむため、人々は家族で小旅行に出かけたり、地域のお祭りに参加したりします。
- 祝日となる州:ヌーシャテル州を除く全ての州。
- 2026年6月4日(木)聖体祭(コルプス・クリスティ)/ Fronleichnam / Fête du Corpus Christi
- 聖体をあがめるカトリックの祝日です。この日は、教会でのミサの後、聖体(キリストの体とされるパン)を掲げて街を練り歩く聖体行列が行われ、カトリック信仰の深い地域では特に盛大に祝われます。
- 祝日となる州:アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ジュラ州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- 2026年6月23日(火)ジュラ独立記念日(Jura-Unabhängigkeitstag / Fête de l’indépendance du Jura)
- 1979年、ベルン州から分離してスイスで最も新しい州・ジュラ州が成立したことを記念する祝日です。ジュラ州内では、この歴史的な出来事を祝うために、パレードや演説、音楽イベントなどが開催され、州の独立を盛大に祝います。
- 祝日となる州:ジュラ州。
- 2026年6月29日(月)聖ペテロとパウロの日 / St.Peter and Paul
- イエス・キリストの伝道活動に同行した使徒のうちの二人、シモン・ペトロとタルソのパウロの殉教を記念する祝日です。カトリック信仰の強い地域で祝われ、教会での特別なミサや宗教行事が中心となります。
- 祝日となる州:グラウビュンデン州、ティチーノ州。
- 2026年7月頃 モントルー・ジャズ・フェスティバル
- レマン湖畔の街モントルーで開かれる、世界的に有名な音楽祭です。ジャズだけでなく、ロック、ソウル、ポップスなど幅広いジャンルのアーティストが参加し、美しい湖畔の景色とともに音楽を楽しむことができます。
- 2026年8月1日(土)建国記念日 / ナショナルデー(Bundesfeiertag / Fête de la Confédération)
- 1291年8月1日、ウーリ、ウンターヴァルデン(現在のオプヴァルデンとニトヴァルデン)、シュヴィーツの3つの州の代表がフィアヴァルトシュテッテ湖のほとりにあるリュトリに集まり同盟の誓いを交わした日がスイス連邦の始まりの日とされています。スイス各地で大小さまざまのイベントが開催されます。夜には花火が盛大に打ち上げられ、多くの人が集まって建国を祝います。
- スイス全土の祝日。
- 2026年8月15日(土)聖母被昇天祭(Mariä Himmelfahrt / Jour d’hypothèse)
- 聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する、カトリックの祝日です。1950年に当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義とされています。この日は教会でのミサや宗教的な行事が中心となり、家族で静かに過ごすことが多いです。
- 祝日となる州:アールガウ州、アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ジュラ州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- 2026年8月頃〜9月頃 ルツェルン音楽祭(夏季)
- ルツェルン音楽祭のメインとなる夏季フェスティバルです。世界中からトップクラスのオーケストラや指揮者が集結し、クラシック音楽のハイシーズンを彩ります。
- 2026年9月10日(木)ジュヌヌヴォワ(Jeûne genevois)
- 「ジュヌヌヴォワ(Jeüne genevois)」は、「ジュネーブ断食」を意味する言葉です。中世後期からの伝統である断食日に基づいており、9月の第1日曜日の後の木曜日に設定されています。現在は宗教的な断食の要素はありませんが、ジュネーブ州の銀行、企業、お店の多くは閉まります。人々は家族と集まり、伝統的なプラムのタルト「タルト・オ・プリュンヌ」を食べて過ごす習慣があります。
- 祝日となる州:ジュネーブ州。
- 2026年9月22日(火)聖モーリス(St Mauritius)
- 勇気、忠誠、信仰の象徴として崇められているカトリックの聖人、聖モーリス(Saint Maurice)を記念する日です。アッペンツェル・インナーローデン州の守護聖人で、この日は特別なミサや宗教行事が行われ、地域の守護聖人を敬う日として大切にされています。
- 祝日となる州:アッペンツェル・インナーローデン州。
- 2026年9月25日(金)ブラザー・クラウス祭(Brother Klaus Festival)
- 15世紀の紛争における平和的な調停者として尊敬されているスイスの守護聖人の一人、Brother Klaus(ニクラウス・フォン・フリューエ)を記念する祝日です。オプヴァルデン州では、地元の伝統的な行事が行われ、村や町のコミュニティが集まる特別な日となっています。
- 祝日となる州:オプヴァルデン州。
- 2026年9月上旬 ラヴォー地区のブドウ収穫祭
- 世界遺産に登録されたラヴォー地区のブドウ畑で、ブドウの収穫を祝うお祭りです。正確な日程は年によって異なりますが、例年9月上旬に開催されます。地元の人々にとって重要な伝統行事であり、多くの観光客も訪れます。
- 2026年10月頃 スイス・インドア・バーゼル
- ATPツアーの公式戦の一つで、世界トップクラスのテニス選手が集まる国際的なスポーツイベントです。ツアー最終戦の出場権をかけた熱戦が繰り広げられ、毎年多くのテニスファンを魅了します。
- 2026年11月1日(日)万聖節 / 諸聖人の日(Allerheiligen / Toussaint)
- カトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。多くの地域では、家族で故人の墓を訪れ、花やろうそくを供えて故人を偲びます。
- 祝日となる州:アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ジュラ州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプヴァルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- 2026年12月6日(日)聖ニコラウス祭
- 聖ニコラウス(サンタクロースの原型)を記念する日です。スイスのドイツ語圏では「サミクラウス(Samichlaus)」として知られ、良い子にはお菓子を、悪い子には小枝を配るという伝統的な風習があります。特に子供たちにとって、クリスマスに先駆けての一大イベントです。
- 2026年12月8日(火)聖母の無原罪の御宿りの祭日(Mariä Empfängnis / Saint-Étienne)
- 聖母マリアがその母アンナの胎内に宿った瞬間から、神の恩寵により原罪を免れていたことを記念する日です。世界中のカトリック教国で祝日となっています。カトリック信仰が篤い州で祝われ、教会での特別なミサや、地域によっては宗教的な行列が行われることもあります。
- 祝日となる州:アールガウ州、アッペンツェル・インナーローデン州、フリブール州、ルツェルン州、ニートワルデン州、オプワルデン州、シュヴィーツ州、ティチーノ州、ウーリ州、ヴァレー(ヴァリス)州、ツーク州。
- ※グラウビュンデン州では一部地域のみ祝日となります。
- 2026年12月24日(木)クリスマス・イブ(Heiligabend / la veille de Noël)
- スイス全土の祝日ではなく、グラールス州など一部の州で祝日となります。多くの家庭では、この日にクリスマスツリーを飾り付け、家族でごちそうを囲み、プレゼントを交換するなどして過ごします。
- 2026年12月25日(金)クリスマス(Weihnachtstag / Noël)
- イエス・キリストの誕生を祝う祝日で、連邦法で定められた国民の祝日ではありませんが、全26州が祝日と定めているため、事実上スイス全土で共通の祝日となります。多くの地域では、クリスマスマーケットが開催され、家族や友人と温かい飲み物を片手に買い物を楽しむなどして過ごします。
- 2026年12月26日(土)聖ステファノの祝日(Stephanstag / Saint-Étienne)
- キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを記念する祝日です。クリスマス翌日の祝日として知られ、多くの地域ではこの日も家族や友人と集まり、食事をしたり、冬のレジャーを楽しんだりして、クリスマス期間をゆっくりと過ごします。
- 祝日となる州:ジュネーブ州、ジュラ州、ヌーシャテル州、ソロトゥルン州、ヴォー州、ツーク州、フリブール州を除く全ての州。
- 2026年12月31日(木)大晦日(Silvester / Réveillon du Nouvel An)
- 大晦日、スイスでは家族で集まり、ごちそうを食べたりしながら年を越します。グラールス州では祝日となっています。
- 祝日となる州:グラールス州。
- 2026年12月31日(木)復古記念日(Restoration Day)
- 復古記念日は、ナポレオンの統治と功績によりフランスに占領されたジュネーヴ共和国が1813年に共和国に復古した日を記念する日です。ジュネーブ州でのみ祝われる祝日で、12月31日の朝8時に祝砲が鳴らされます。サン・ピエトロ大聖堂では公式の式典が行われ、音楽コンサートも開催され、州の独立を祝います。
- 祝日となる州:ジュネーブ州。