2025年版スペインの祝日 / 祭日 / 休日 / イベント / 行事カレンダー

Spain, Festival

スペインの祝祭日・休日について

スペインの祝祭日・休日はキリスト教関係のものもあり、一般の日本人には多少、馴染みのないものがあります。しかも、日付が変わる「移動祝日」もあります。

これは、キリスト教における最重要祝日・復活祭(イースター)が「春分の日以降の満月の次の日曜日」と決められているため、毎年日付が変わります。そして、多くのキリスト教の行事・典礼が復活祭を起点として日にちを数えるため、「移動祝祭日」となります。

スペインでは、毎年10月頃にスペインの労働省(Dirección General de Trabajo)が翌年の祝日を正式に発表しています。

なお、スペインでは、国全体の祝日の他に、各自治州の祝日が数日、市町村ごとのローカルホリデーが2日あります。これらの祝日は、各自治州によって決められます。

日本とスペインの時差、サマータイム

スペインは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との間に-8時間の時差があります。日本の午後17:00がスペインの午前09:00となります。

また、スペインはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中の日本との時差は-7時間となります。

2025年にサマータイムが実施されるのは2025年3月30日(日)~2025年10月26日(日)の期間です。

正確には2025年3月30日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2025年10月26日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。

スペインお祭り

2025年スペインの祝日/休日/記念日/イベント/お祭りカレンダー

※赤字が国全体の祝日です。
※オレンジ色が主なローカルホリデーです。

2025年1月1日(水)元旦 / Año Nuevo
スペイン全土。
2025年1月6日(月)公現祭(主顕節)/ Epifanía del Señor
新約聖書に出てくる「東方の三博士(三賢者)」が、幼子イエスのもとを来訪したことを祝う日です。スペインでは子供の日となっています。スペインの各地で1月5日の夕方から夜にかけて東方の三博士のパレードが催されます。パレードでは、キャンディ・お菓子等が子供達に向かって投げられます。
スペイン全土。

2025年2月14日(金)バレンタインデー / Día de San Valentín
バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日ですが世界各地で男女の愛の誓いの日となっています。スペインでも、「恋人たちの日」(ディア・デ・ロス・エナモラダス / Dia de los enamorados/)と呼ばれ、男性が女性に愛を示す日。赤いバラをはじめ、チョコレート、お菓子、アクセサリーなどを女性に贈ります。
2025年2月28日(金)アンダルシアの日 / Día de Andalucía
スペイン南部に位置するアンダルシア州が1980年2月28日の住民投票により、アンダルシアが自治州となったことを記念する祝日です。町ではアンダルシア州の旗が掲げられ、アンダルシア特有の文化、歴史、生き方に触れる日となっています。
アンダルシアの祝日。
2025年3月1日( 土)バレアレス諸島の日 / Día de las Islas Baleares
西地中海に浮かぶメノルカ島、マヨルカ島、カブレーラ島、ドラゴネーラ島、クニルス島、アイレ島、イビサ島、フォルメンテラ島等で構成されるバレアレス諸島の日です。スペインを構成する自治州の一つとなっており、1983年3月1日に自治法が発行された日を記念する祝日です。
バレアレス諸島の祝日。
2025年3月4日(火)謝肉祭(カルナバル / Carnaval)火曜日 / Martes de Carnaval
謝肉祭(カルナバル / Carnaval)は、四旬節(復活祭前の40日)の前に行われるカトリックのお祭りです。※自治体によって開催期間が異なります。
期間中、子供・若者たちは仮装を楽しみます。地域によっては華やかなパレードが催され、お祭りの雰囲気に溢れます。断食が始まる3月5日(水)の灰の水曜日の前の火曜が最終日。
エストレマドゥーラ州の祝日です。
2025年3月5日(水)灰の木曜日 / Ash Wednesday
カトリックの典礼暦年四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる日で、教会では特別のミサが行われます。前年の復活祭の1週間前に使われた棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)の枝を燃やした灰を額に十字架の形に塗る塗布式が行われます。自らが灰・ちりのような価値のない者である事を思いおこし、主の御前に深くへりくだるという意味があります。
2025年3月19日(水)サン・ホセの日 / 父の日 / Día de San José
サン・ホセとは、スペイン語で聖ヨセフ、つまりイエス・キリストの父親のこと。大工だったことから大工職人達の守護聖人として崇められています。地中海を臨むバレンシアでは、スペイン三大祭りの一つの「サン・ホセの火祭り」(バレンシアの火祭り)が華々しく催されます。大工職人が古道具やかんな屑を燃やしていた習慣に由来して、街々の広場や通りをフィヤと呼ばれる張子人形で飾り付け、3月19日のサン・ホセの夜に全て焼き払い、春の訪れを祝います。
なお、スペインではサン・ホセの日は父の日ともなっています。
バレンシア、ガリシア、ムルシア、ナバーラ、バスクの祝日。
2025年3月31日(月)イスラム断食明け / Eid al-Fitr
イスラム世界ではイード・アル=フィトル / Eid Al-Fitrと呼ばれるイスラム教最大のお祭りです。ヒジュラ暦の第10月1日・2日に1ヶ月にわたる断食(ラマダン)を終えたことを盛大にお祝いします。
アフリカ大陸の北岸に位置するスペインの自治都市、セウタ市、メリージャ市の祝日です。
2025年4月13日(日)聖枝祭 / Palm Sunday / March equinox
復活祭の一週間前の日曜日で、カトリックで「枝の主日(Palm Sunday)」と呼ばれる日です。この日から始まる一週間は聖週間(Holy Week)と呼ばれ、様々な宗教的行事が行われる特別な期間です。「枝の主日」とも呼ばれ、イエスのエルサレム入城の際、住民がシュロの葉を振って迎え入れたという故事にちなんでいます。
2025年4月17日(木)聖木曜日 / Viernes Santo
復活祭前の木曜日にあたる日です。復活祭前の一週間は特別な期間ですが、中でも聖木曜日からの三日間は特に尊重され、特別な典礼や礼拝が行われます。
アンダルシア、アラゴン、アストゥリアス、バレアスク諸島、バスク、セウタ、エストレマドゥーラ、ガリシア、カンタブリア、カスティーリャ-ラ・マンチャ、カスティーリャ-イ・レオン、ラ・リオハ、マドリード、メリリャ、ムルシア、ナバラの祝日。
2025年4月18日(金) 聖金曜日 / Viernes Santo
復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する日で、福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。
スペイン全土。
2025年4月20日(日)復活祭 / イースター / Fiesta de Pascua
復活祭(イースター)は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要祝日です。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝う移動祝日す。
2025年4月21日(月)復活祭後の月曜日 / Lunes de Pascua
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する復活祭(イースター)の次の日の月曜日も、いわゆるイースター・マンデーとして、カタルーニャ州やバレンシア州等で祝日となっています。
バスク、カタルーニャ、ナバラ、バレンシアの祝日。
2025年4月23日(水)カスティーリャ・レオン州の日 / Día de Castilla y León
スペイン内陸部地方にあるカスティーリャ・イ・レオン州の日。
カスティーリャ・イ・レオン州の祝日。
2025年4月23日(水)アラゴンの日 / Día aragonés
スペイン北東部に位置するアラゴン州の日。かつてのアラゴン王国の守護聖人サン・ジョルディ(聖ゲオルギオス)を称える日に由来する祝日です。
アラゴン州の祝日。
2025年4月23日(水)サン・ジョルディの日(ゲオルギオスの日)/ Día de sant jordi
カタルーニャ地方の守護聖人サン・ジョルディ(聖ゲオルギオス)の日。カタルーニャでは男女が赤いバラなどを贈る習慣があります。また、「本の日」(El dia del Llibre)とも呼ばれ、親しい人に本を贈る記念日となっています。
2025年5月1日(木)メーデー / Fiesta del Trabajo
毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。スペインでも祝日となっています。
スペイン全土。
2025年5月2日(金)マドリード州の日 / Día de Madrid
1808年5月2日にナポレオンが率いるフランス軍に対して、マドリード市民が一斉蜂起したことを記念して讃える祝日です。
マドリード州の祝日。
2025年5月4日(日)母の日 / Día de la Madre
日本では5月第2日曜日が母の日ですが、スペインでは5月の最初の日曜日が母の日です。母親にお花やプレゼントを贈りますが、母親にカーネーションなどの花を贈る習慣があります。
2025年5月15日(木)聖サン・イシドロの日 / Día de San Isidro
毎年5月15日にマドリードの守護聖人サン・イシドロを祭るマドリード市の祝日です。この日に前後して、マドリードでは、パレード、コンサートや舞踊、あるいは闘牛祭など様々なイベントが聖イシドロ祭として開催されます。
マドリード市の祝日。
2025年5月17日(土)ガリシア文学の日 / Día das Letras Galegas
スペイン北西部ガリシア州でガリシア人を中心に使われているガリシア語の日。ガリシア語やガリシア文化の復興に向けて、現地では様々なイベントが開催されます。
ガリシア州の祝日。
2025年5月30日(金)カナリアス群島の日 / Día de Canarias
アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるカナリアス群島の日です。
カナリアス諸島州の祝日。
2025年5月31日(土)カスティーリャ・ラ・マンチャ州の日 / Día de la Región Castilla-La Mancha
スペイン中部に位置するカスティーリャ=ラ・マンチャ州の日です。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州の祝日。
2025年6月6日(金)メッカ巡礼祭(犠牲祭)/ Eid Al-Adha
イスラム教で定められた宗教的な祝日です。イスラム世界ではイード・アル=アドハー / Eid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の最終日に当たります。日本では犠牲祭とも呼ばれています。ヒジュラ暦のため、毎年、日にちが異なります。
アフリカ大陸の北岸に位置するスペインの自治都市、セウタ市、メリージャ市の祝日です。
2025年6月8日(日)ペンテコステ(聖霊降臨祭)/ Pentecostés
復活祭から7週間目の日曜日、イエスの復活・昇天後、祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祭日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれています。
2025年6月9日(月)ムルシアの日 / Día de la Región de Murcia
1982年6月9日にムルシア州の自治法が承認された記念日です。
ムルシア州の祝日。
2025年6月9日(月)ラ・リオハの日 / Día de La Rioja
1982年6月9日にラ・リオハ州の自治コミュニティが承認された記念日です。
ラ・リオハ州の祝日。
2025年6月13日(金)サンアントニオ / San Antonio
1231年6月13日の聖アントニウスの死を記念する日です。
アフリカ大陸の北岸に位置する自治都市・セウタ市の祝日です。
2025年6月19日(木)キリスト聖体祭(聖体の祝日)/ Corpus Christi
聖体を崇めるキリスト教の儀式が行われる日です。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州、マドリード州の祝日。
2025年6月24日(火)サンファンの日 / San Juan de la jornada
バルセロナの守護聖人・洗礼者聖ヨハネの誕生を記念する日です。スペイン沿岸部バレンシア地方の港湾都市アリカンテをはじめ、スペイン全国で夏の到来を祝う「サンフアンの火祭り」が盛大に行われます。
カタルーニャ州、バレンシア州の祝日です。
2025年7月25日(金)セントジェームズ使徒の饗宴 / Feast of Saint James the Apostle
イエス・キリストの最初の弟子の1人だった、ゼベダイの息子であるヤコブの生涯と功績をお祝いする日です。
バスク地方とガリシアの自治コミュニティの祝日です。
2025年7月28日(月)カンタブリア州創設日 / Dcántabro
1778年7月28日、スペイン北部にカンタブリア州が設立されたことを記念する日です。
カンタブリア州の祝日です。
2025年8月5日(火)アフリカの聖母の日 / Día de Nuestra Señora de África / Fiesta Patronales
アフリカ大陸の北岸に位置する自治都市・セウタ市でキリスト教徒が祝う日です。恒例の見本市が7月末から8月5日まで続きます。
セウタ市の祝日です。
2025年8月10日(日)カンタブリアの日 / Día de Cantabria
毎年8月の第2日曜日、スペイン北部に位置するカンタブリア州の歴史、文化、言語をお祝いする日です。人々は伝統衣装を着てお祝いします。
2025年8月15日(金)聖母被昇天祭 / Asunción del Viergen
カトリックで聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する祝日です。1950年に当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義とされています。
スペイン全土。
2025年9月2日(火)セウタ市独立の日 / Día de Ceuta
アフリカ大陸の北岸に位置する自治都市・セウタ市が1415年9月2日にポルトガル王ジョン1世から都市を奪取したことを記念する日です。
セウタ市の祝日。
2025年9月8日(月)アストゥリアスの日 / Día de Asturias
聖母マリアの誕生を記念する日です。イベリア半島の北部に位置するアストゥリアス州の祝日です。
アストゥリアス州の祝日。
2025年9月8日(月)エストレマドゥーラの日 / Día de Extremadura
聖母マリアの誕生を記念する日です。エストレマドゥーラ州の祝日です。
エストレマドゥーラ州の祝日。
2025年9月11日(木)カタルーニャ国民の日 / Fiesta Nacional de Cataluña / Diada Nacional de Catalunya
スペイン北東部に位置するカタルーニャ自治州の「国民の日」です。1714年9月11日、スペイン継承戦争でブルボン家新王フェリペ5世の軍隊がオーストリア・ハプスブルク側に立ったカタルーニャを攻撃し、バルセロナは陥落。カタルーニャは自治権を喪失し、公的な場でカタルーニャ語の使用禁止などの報復措置を受けました。この屈辱を忘れないため、バルセロナ陥落の日を追悼する祝日となっています。
カタルーニャ州の祝日。
2025年9月15日(月)ヌエストラ セニョーラ デ ラ ビエン アパレシーダ / Nuestra Senota de la Bien Aparecida
スペイン北部カンタブリア海の中心に位置するカンタブリア自治州の守護聖人の日です。同州内の学校、企業、政府機関は休業となります。
カンタブリア自治州の祝日。
2025年9月17日(水)メリリャの日 / Día de Melilla
アフリカ北西部沿岸に位置する自治都市、メリリャ(Melilla)の日。1497年9月17日、メディナ・シドニア
公の兵士たちが街を襲撃したことを記念する日です。
メリリャ市の祝日。
2025年9月24日(水)聖女メルセの日(メルセ祭り)/ Nuestra Señora días Merce
バルセロナの守護聖人である聖女メルセをお祝いする、バルセロナ市最大のお祭りです。この日に前後する数日間、パルセロナ市内の各所でコンサート、花火大会、パレードなど様々なイベントが盛大に開催され、多くの観光客で賑わいます。中でも、サン・ジャウマ広場での「人間の塔」や巨人パレードが有名です。多くの美術館・博物館も無料開放されます。
バルセロナの祝日です。
2025年10月9日(木)バレンシアの日 / Día de la Comunidad Valencianaa
スペイン東部に位置するバレンシア州の日。
バレンシア州の祝日。
2025年10月12日(日)イスパニアデー / Fiesta Nacional de España(Día de la Hispanidad)
もともとマリア・クリスティーナ女王統治時代の1892年にアメリカ大陸発見400周年記念として祝日に設定。その後、1987年スペインの日として正式に制定されています。マドリード市内では大々的なパレードが行われます。国立美術館の入場料も無料となるようです。
スペイン全土。
2025年10月31日(金)ハロウィン / Halloween
カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。
2025年11月1日(土)諸聖人の日 / Día de todos los santos
キリスト教全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。「万聖節」とも言われています。ちょうど日本のお盆のように「お墓参り」する習慣があります。午前中に教会に行き、家族で先祖の墓を訪れて掃除して、花を飾り、亡くなった人たちに思いを馳せる日となっています。
スペイン全土。
2025年11月10日(月)聖母アルムデナの日 / Virgen de la Almudena
マドリードの守護聖人である聖母アルムデナを讃えるお祭りの日です。マヨール広場では午前11時からミサが行われます。マヨール広場やアルムデナ大聖堂周辺は交通規制が敷かれ、非常に混雑します。
マドリード市の祝日。
2025年12月3日(水)ナバラの日 / Día de Navarra
スペイン北部に位置するナバラ州の日。1552年12月3日の聖フランシスコ・ザビエルの命日にあたり、ナバラ地域の文化をお祝います。
ナバラ州の祝日。
2025年12月6日(土)憲法記念日 / Día de la Constitución Española
フランシスコ・フランコによる独裁政権崩壊後、スペイン民主化運動によって「1978年憲法」が制定されたことを祝う祝日です。1978年10月31日の国民投票で88%の賛成票を得た後、1978年12月6日に国会で可決。スペイン各地で様々な催しがあります。マドリードにある国会は入館自由となります。
スペイン全土。
2025年12月8日(月)聖母マリア祭(聖母受胎祭)/ La Inmaculada Concepción
聖母マリアがイエスを身籠たとされる日。日本では「無原罪の御宿りの日」とも呼ばれ、スペインのみならず世界中のカトリック教国で祝日となっています。
スペイン全土。
2025年12月24日(水)クリスマスイブ / Nochebuena
イエス・キリストの誕生日とされている日の前日です。スペインでは、クリスマスはイブの日から始まり、翌年の1月6日の公現祭まで続きます。この間、学校や一部企業はお休みとなります。役所、金融機関、商店などはクリスマスイブと大晦日は半日営業、クリスマス、元旦、公現祭の日は休業します。
スペインでは11月に入ると街は華やかなイルミネーションで彩られ、教会や広場、ショッピングセンターのウィンドーなどがベレン(Belen)という伝統的なクリスマス飾りで装飾されます。ベレンは、キリストの生誕シーンを人形で再現したものです。
2025年12月25日(木)クリスマス / Natividad
クリスマスの夜は、家族が集まる大切な日となっており、ピンチョスやロースト、あるいは煮込み料理を並べたテーブルを囲み、家族揃って静かな夜を過ごすスタイルが一般的です。
スペイン全土。
2025年12月26日( 金)聖ステファノの日 / Día de San Esteban
キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを称える日です。スペイン全土の多く教会で特別な礼拝が行われます。スペインの一部のコミュニティで毎年行われる祝日となっています。
バルセロナ、バレアレス諸島、カタルーニャの祝日。
2025年12月31日(水)大晦日 / Vispera de Año Nuevo
グレゴリオ暦の最後の日である大晦日は、クリスマスの日とは対照的に、パーティーで陽気に過ごすスタイルです。新年を告げる、深夜0時の鐘の音に合わせ、広場などで12粒のブドウを食べる習慣があります。