
スペイン旅行を計画するなら、祝日の仕組みを知っておくのが成功への近道です。この国独自の複雑な祝日システムを理解すれば、思わぬお店の休業に慌てることもなくなり、旅がもっと豊かになること間違いなしです。
スペイン祝日のユニークな仕組み
祝日が3つのレベルに分かれている理由
スペインの祝日は、日本のシステムとは大きく異なります。その背景には、歴史と地域の強いアイデンティティがあります。かつて複数の王国(カスティリャ、アラゴン、レオン、ナバラなど)に分かれていたスペインは、統合後も各地域の文化や伝統を尊重し、祝日を定める権限を一部地方に残しました。この歴史が、現在のユニークなシステムを形作っているのです。
国民の祝日を知る
まず、スペイン全土で共通の祝日があります。これはおよそ8〜9日ほどで、キリスト教の伝統や憲法記念日など、国全体で祝われる日が該当します。代表的な例は、イースター(聖週間の行列)やクリスマス(キリスト降誕を祝う祝祭日)です。旅行者にとってこの時期は、国全体で多くの店が閉まるので注意が必要です。
自治州と自治都市の祝日を知る
スペインは17の自治州と2つの自治都市、セウタ(Ceuta)とメリージャ(Melilla)から構成され、それぞれが独自の祝日を定めています。州ごとに2〜4日ほどの祝日があり、地域の守護聖人や歴史が祝われます。たとえば、カタルーニャ州のサン・ジョルディの日や、バレンシア州のサン・ホセの日などが代表的です。特定の地域に滞在するなら、その州の祝日を事前に確認しておくのがポイントです。
市町村の祝日を知る
各市町村も独自の祝日を設けています。これは最もローカルな祝日で、1〜2日ほどあります。特定の守護聖人を祝う祭りやイベントが開催されるのが一般的です。例えば、マドリード市には市独自の祝日があり、5月15日の聖イシドロの日や、11月9日の聖母アルムデナの日などが挙げられます。これらの日は市内全体が休みとなり、伝統的な祭りやイベントが盛大に行われるので、旅行中に遭遇できたら素晴らしい思い出になります。
祝日の合計日数を理解する
スペインの祝日は、この3つのレベルを合わせて、労働法で定められた年間最大14日が上限です。そのため、滞在する場所や時期によって、年間の祝日の合計日数が変わることもあります。
旅行者のための実践ガイド: 祝日にどう過ごすか
祝日が旅行に与える影響と注意点
祝日には、多くの店や施設が休業したり、営業時間が変わったりします。
- ショップ・レストラン: 多くの商店やチェーン店は休業しますが、観光地の中心部では営業している店も少なくありません。
- 美術館・博物館: 主要な美術館や博物館は、開館時間が短縮されることはあっても、通常は休館しません。
- 公共交通機関: バスや地下鉄、鉄道は、祝日ダイヤで運行されるため、本数が減る可能性があります。
祝日ならではの体験と楽しみ方
祝日は単なる休みの日ではなく、スペインの文化を深く感じられる特別な日です。
- 街が熱気に包まれるお祭り: イースター(セマナ・サンタ)には、豪華な装飾の山車が街を練り歩く行列を間近で見られます。また、マドリードの「聖イシドロの日」のような地域の祭りでは、民族衣装をまとった人々が踊り、街全体が喜びに満ちた活気にあふれます。
- 物価と混雑に備える: 多くの人が旅行に出るため、観光地は混雑し、ホテルや航空券の物価が上昇する傾向にあります。
旅の計画に役立つ情報
振替休日の有無と週休二日制
スペインには、日本のような明確な振替休日の制度はありません。祝日が週末と重なった場合、翌月曜日が休みになる慣例はありますが、これは地域によって異なります。
週休二日制は一般的に普及しており、多くの企業や学校が土日を休日としています。
正確な祝日カレンダーの確認方法
スペインの祝日は、前年の年末までに発表されます。最新かつ正確な情報は、スペイン労働・社会経済省が毎年発行する公式の労働休日カレンダーで確認できます。このカレンダーは、「ボレティン・オフィシアル・デル・エスタド(BOE)」という官報に掲載されます。
▶︎ 公式労働休日カレンダーの掲載ページ(BOE)
Resolución de 15 de octubre de 2024, de la Dirección General de Trabajo, por la que se publica la relación de fiestas laborales para el año 2025.(2024年10月15日の労働総局決議、2025 年の労働休日リストの公表)
祝日を知ることは、単に休みの日を避けるだけでなく、スペインの深い文化と歴史を理解することにも繋がります。
日本とスペインの時差、サマータイム
スペインは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との間に8時間の時差があります。日本の午後17:00がスペインの午前09:00となります。
また、スペインはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中の日本との時差は7時間となります。
2025年にサマータイムが実施されるのは2025年3月30日(日)~2025年10月26日(日)の期間です。
正確には2025年3月30日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2025年10月26日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。
2026年にサマータイムが実施されるのは2026年3月29日(日)〜2026年10月25日(日)の期間です。
正確には2026年3月29日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2026年10月25日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。

2025年 スペインの祝日・お祭り・イベント カレンダー
スペインの国全体の祝日、自治州の祝日をまとめてみました。※市町村の祝日に関しては、一部の有名市町村の祝日をリストにしています。また、主要なお祭りやスポーツイベントなども網羅しました。スペイン旅行の計画に役立ててください。
※赤字が国全体の祝日です。
※オレンジ色が自治州・市町村の祝日です。
- 2025年1月1日(水)元旦 / Año Nuevo
- 【国全体の祝日】新年を祝う日です。大晦日の深夜に広場で12粒のブドウを食べるというスペイン独特の習慣があり、その翌日である元旦は家族や友人と静かに過ごすのが一般的です。ほとんどの商店やレストランは休業し、新年をゆっくりと迎えます。
- 2025年1月6日(月)公現祭 / Epifanía del Señor
- 【国全体の祝日】新約聖書に出てくる「東方の三博士(三賢者)」が、幼子イエスのもとを来訪したことを祝う日です。スペインでは子供の日となっています。スペインの各地で1月5日の夕方から夜にかけて東方の三博士のパレードが催されます。パレードでは、キャンディ・お菓子等が子供達に向かって投げられます。
- 2025年2月14日(金)バレンタインデー / Día de San Valentín
- 【お祭り・イベント】バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日ですが世界各地で男女の愛の誓いの日となっています。スペインでも、「恋人たちの日」(ディア・デ・ロス・エナモラダス / Dia de los enamorados)と呼ばれ、男性が女性に愛を示す日。赤いバラをはじめ、チョコレート、お菓子、アクセサリーなどを女性に贈ります。
- 2025年2月28日(金)アンダルシアの日 / Día de Andalucía
- 【自治州の祝日】スペイン南部に位置するアンダルシア州が1980年2月28日の住民投票により、自治州となったことを記念する祝日です。町ではアンダルシア州の旗が掲げられ、アンダルシア特有の文化、歴史、生き方に触れる日となっています。
- 2025年3月1日(土)バレアレス諸島の日 / Día de las Islas Baleares
- 【自治州の祝日】西地中海に浮かぶマヨルカ島やメノルカ島、イビサ島などで構成されるバレアレス諸島の日です。スペインを構成する自治州の一つとなっており、1983年3月1日に自治法が発行された日を記念する祝日です。
- 2025年3月5日(水)灰の水曜日 / Ash Wednesday
- 【宗教行事】カトリックの典礼暦年四旬節の初日(復活祭の46日前)に当たる日で、教会では特別のミサが行われます。前年の復活祭の1週間前に使われた棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)の枝を燃やした灰を額に十字架の形に塗る塗布式が行われます。自らが灰・ちりのような価値のない者である事を思いおこし、主の御前に深くへりくだるという意味があります。
- 2025年3月19日(水)サン・ホセの日 / 父の日 / Día de San José
- 【自治州の祝日】サン・ホセとは、イエス・キリストの父親である聖ヨセフのこと。大工だったことから大工職人達の守護聖人として崇められています。バレンシアでは、スペイン三大祭りの一つ「バレンシアの火祭り」が華々しく催されます。街々の広場や通りをフィヤと呼ばれる張子人形で飾り付け、3月19日のサン・ホセの夜に全て焼き払い、春の訪れを祝います。
- バレンシア、ガリシア、ムルシア、ナバラ、バスク、カンタブリア、エストレマドゥーラの祝日です。
- 2025年3月30日(日)イスラム断食明け / Eid al-Fitr (見込み)
- 【一部自治都市の祝日】イスラム教徒にとって、ラマダン(断食月)を終えたことを盛大に祝うイスラム教最大の祝日です。イスラム世界ではイード・アル=フィトル / Eid Al-Fitrと呼ばれ、ヒジュラ暦の第10月1日・2日に祝われます。
- セウタ市、メリージャ市の祝日です。
- 2025年4月13日(日)聖枝祭 / Palm Sunday
- 【宗教行事】復活祭の一週間前の日曜日で、カトリックで「枝の主日(Palm Sunday)」と呼ばれる日です。この日から始まる一週間は聖週間(Holy Week)と呼ばれ、様々な宗教的行事が行われる特別な期間です。「枝の主日」とも呼ばれ、イエスのエルサレム入城の際、住民がシュロの葉を振って迎え入れたという故事にちなんでいます。
- 2025年4月17日(木)聖木曜日 / Jueves Santo
- 【自治州の祝日】復活祭前の木曜日にあたる日で、セマナ・サンタ(聖週間)の重要な日の一つです。この日はイエスが最後の晩餐を催した日とされ、教会では特別なミサが行われます。また、スペイン各地では、キリストの受難を追悼する荘厳なパレードや行列(プロセシオン)が繰り広げられます。人々は静かに祈りを捧げ、厳粛な雰囲気の中で過ごします。
- アンダルシア、アラゴン、アストゥリアス、バレアレス諸島、バスク、セウタ、エストレマドゥーラ、ガリシア、カンタブリア、カスティーリャ-ラ・マンチャ、カスティーリャ-イ・レオン、ラ・リオハ、マドリード、メリリャ、ムルシア、ナバラの祝日です。
- 2025年4月18日(金)聖金曜日 / Viernes Santo
- 【国全体の祝日】復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する日で、福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。
- 2025年4月20日(日)復活祭 / イースター / Fiesta de Pascua
- 【宗教行事】復活祭(イースター)は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要祝日です。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝う移動祝日です。
- 2025年4月下旬 セビーリャの春祭り / Feria de Abril
- 【お祭り・イベント】セビーリャで開催される、華やかなフラメンコの衣装をまとった人々が馬車に乗り、夜通し飲んで歌って踊る、情熱的なお祭りです。
- 2025年4月21日(月)復活祭後の月曜日 / Lunes de Pascua
- 【自治州の祝日】復活祭の翌日の月曜日も、いわゆるイースター・マンデーとして、いくつかの州で祝日となっています。
- バスク、カタルーニャ、ナバラ、バレアレス諸島、バレンシアの祝日です。
- 2025年4月23日(水)カスティーリャ・レオン州の日 / Día de Castilla y León
- 【自治州の祝日】スペイン内陸部地方にあるカスティーリャ・イ・レオン州の日。
- 2025年4月23日(水)アラゴンの日 / Día aragonés
- 【自治州の祝日】スペイン北東部に位置するアラゴン州の日。かつてのアラゴン王国の守護聖人サン・ジョルディ(聖ゲオルギオス)を称える日に由来する祝日です。
- 2025年4月23日(水)サン・ジョルディの日(ゲオルギオスの日)/ Día de Sant Jordi
- 【お祭り・イベント】カタルーニャ地方の守護聖人サン・ジョルディ(聖ゲオルギオス)の日。カタルーニャでは男女が赤いバラなどを贈る習慣があります。また、「本の日」(El dia del Llibre)とも呼ばれ、親しい人に本を贈る記念日となっています。
- 2025年5月1日(木)メーデー / Fiesta del Trabajo
- 【国全体の祝日】毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。スペインでも祝日となっています。
- 2025年5月2日(金)マドリード州の日 / Día de Madrid
- 【自治州の祝日】1808年5月2日にナポレオンが率いるフランス軍に対して、マドリード市民が一斉蜂起したことを記念して讃える祝日です。
- 2025年5月4日(日)母の日 / Día de la Madre
- 【お祭り・イベント】日本では5月第2日曜日が母の日ですが、スペインでは5月の最初の日曜日が母の日です。母親にお花やプレゼントを贈りますが、母親にカーネーションなどの花を贈る習慣があります。
- 2025年5月上旬 マドリード・オープン
- 【スポーツイベント】マドリードで毎年開催される、ヨーロッパでも有数のATPマスターズ1000のテニス大会です。
- 2025年5月15日(木)聖サン・イシドロの日 / Día de San Isidro
- 【市町村の祝日】毎年5月15日にマドリードの守護聖人サン・イシドロを祭るマドリード市の祝日です。この日に前後して、マドリードでは、パレード、コンサートや舞踊、あるいは闘牛祭など様々なイベントが聖イシドロ祭として開催されます。
- マドリード市の祝日。
- 2025年5月17日(土)ガリシア文学の日 / Día das Letras Galegas
- 【自治州の祝日】スペイン北西部ガリシア州でガリシア人を中心に使われているガリシア語の日。ガリシア語やガリシア文化の復興に向けて、現地では様々なイベントが開催されます。
- ガリシア州の祝日。
- 2025年5月下旬 F1スペイングランプリ
- 【スポーツイベント】バルセロナ近郊のカタロニア・サーキットで毎年開催される、世界最高峰の自動車レースです。
- 2025年5月30日(金)カナリアス群島の日 / Día de Canarias
- 【自治州の祝日】アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるカナリアス群島の日です。
- カナリアス諸島州の祝日。
- 2025年5月31日(土)カスティーリャ・ラ・マンチャ州の日 / Día de la Región Castilla-La Mancha
- 【自治州の祝日】スペイン中部に位置するカスティーリャ=ラ・マンチャ州の日です。
- カスティーリャ・ラ・マンチャ州の祝日。
- 2025年6月6日(金)メッカ巡礼祭(犠牲祭)/ Eid Al-Adha
- 【一部自治都市の祝日】イスラム教で定められた宗教的な祝日です。イスラム世界ではイード・アル=アドハー / Eid Al-Adhaと呼ばれ、ヒジュラ暦の12月10日からメッカに向かって歩く巡礼の最終日に当たります。日本では犠牲祭とも呼ばれています。ヒジュラ暦のため、毎年、日にちが異なります。
- アフリカ大陸の北岸に位置するスペインの自治都市、セウタ市、メリージャ市の祝日です。
- 2025年6月8日(日)ペンテコステ(聖霊降臨祭)/ Pentecostés
- 【宗教行事】復活祭から7週間目の日曜日、イエスの復活・昇天後、祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祭日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれています。
- 2025年6月9日(月)ムルシアの日 / Día de la Región de Murcia
- 【自治州の祝日】1982年6月9日にムルシア州の自治法が承認された記念日です。
- ムルシア州の祝日。
- 2025年6月9日(月)ラ・リオハの日 / Día de La Rioja
- 【自治州の祝日】1982年6月9日にラ・リオハ州の自治コミュニティが承認された記念日です。
- ラ・リオハ州の祝日。
- 2025年6月13日(金)サンアントニオ / San Antonio
- 【市町村の祝日】1231年6月13日の聖アントニウスの死を記念する日です。
- アフリカ大陸の北岸に位置する自治都市・セウタ市の祝日です。
- 2025年6月19日(木)キリスト聖体祭(聖体の祝日)/ Corpus Christi
- 【自治州の祝日】聖体を崇めるキリスト教の儀式が行われる日です。この日は、多くの街で聖体行列(プロセシオン)が行われます。特に、グラナダやトレドでは、色とりどりの花で飾られた祭壇や通りを聖体が練り歩き、人々が静かに見守ります。地域によっては大規模なイベントやコンサートが開催され、市民の大きな楽しみの一つとなっています。
- カスティーリャ・ラ・マンチャ州、マドリード州の祝日。
- 2025年6月24日(火)サンファンの日 / San Juan de la jornada
- 【自治州の祝日】バルセロナの守護聖人・洗礼者聖ヨハネの誕生を記念する日です。スペイン沿岸部バレンシア地方の港湾都市アリカンテをはじめ、スペイン全国で夏の到来を祝う「サンフアンの火祭り」が盛大に行われます。
- カタルーニャ州、バレンシア州の祝日です。
- 2025年7月上旬 サン・フェルミン祭り / Running of the Bulls
- 【お祭り・イベント】アーネスト・ヘミングウェイの小説『日はまた昇る』で世界的に有名になったお祭りです。パンプローナで開催され、白い衣装と赤いスカーフを身につけた人々が、通りを走り抜ける牛の前を駆け抜けます。
- 2025年7月25日(金)セントジェームズ使徒の饗宴 / Feast of Saint James the Apostle
- 【自治州の祝日】イエス・キリストの最初の弟子の1人だった、ゼベダイの息子であるヤコブの生涯と功績をお祝いする日です。
- バスク地方とガリシアの自治コミュニティの祝日です。
- 2025年7月28日(月)カンタブリア州創設日 / Día de las Instituciones de Cantabria
- 【自治州の祝日】1778年7月28日、スペイン北部にカンタブリア州が設立されたことを記念する日です。
- カンタブリア州の祝日です。
- 2025年8月5日(火)アフリカの聖母の日 / Día de Nuestra Señora de África / Fiesta Patronales
- 【市町村の祝日】アフリカ大陸の北岸に位置する自治都市・セウタ市でキリスト教徒が祝う日です。恒例の見本市が7月末から8月5日まで続きます。
- セウタ市の祝日です。
- 2025年8月15日(金)聖母被昇天祭 / Asunción de la Virgen
- 【国全体の祝日】カトリックで聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する祝日です。この日は、夏のバカンス期間のピークにあたり、多くの人々が故郷に帰省したり、海辺や山で休暇を過ごしたりします。地方では聖母マリアを讃える祭りが開催され、ミサやパレードが行われることもあります。
- 2025年8月下旬 トマト祭り / La Tomatina
- 【お祭り・イベント】毎年8月の最終水曜日にブニョール(Buñol)で開催される、世界的に有名なトマトを投げ合うお祭りです。街が真っ赤なトマトの海と化し、参加者全員がびしょ濡れになって楽しみます。
- 2025年8月下旬〜9月 ブエルタ・ア・エスパーニャ / Vuelta a España
- 【スポーツイベント】毎年8月末から開催される、世界三大ロードレースの一つです。スペイン各地を舞台に約3週間にわたって行われます。
- 2025年9月2日(火)セウタ市独立の日 / Día de Ceuta
- 【市町村の祝日】アフリカ大陸の北岸に位置する自治都市・セウタ市が1415年9月2日にポルトガル王ジョン1世から都市を奪取したことを記念する日です。
- セウタ市の祝日。
- 2025年9月8日(月)アストゥリアスの日 / Día de Asturias
- 【自治州の祝日】聖母マリアの誕生を記念する日です。イベリア半島の北部に位置するアストゥリアス州の祝日です。
- アストゥリアス州の祝日。
- 2025年9月8日(月)エストレマドゥーラの日 / Día de Extremadura
- 【自治州の祝日】聖母マリアの誕生を記念する日です。エストレマドゥーラ州の祝日です。
- エストレマドゥーラ州の祝日。
- 2025年9月11日(木)カタルーニャ国民の日 / Fiesta Nacional de Cataluña / Diada Nacional de Catalunya
- 【自治州の祝日】スペイン北東部に位置するカタルーニャ自治州の「国民の日」です。1714年9月11日、スペイン継承戦争でブルボン家新王フェリペ5世の軍隊がオーストリア・ハプスブルク側に立ったカタルーニャを攻撃し、バルセロナは陥落。カタルーニャは自治権を喪失し、公的な場でカタルーニャ語の使用禁止などの報復措置を受けました。この屈辱を忘れないため、バルセロナ陥落の日を追悼する祝日となっています。
- カタルーニャ州の祝日。
- 2025年9月15日(月)ヌエストラ セニョーラ デ ラ ビエン アパレシーダ / Nuestra Señora de la Bien Aparecida
- 【自治州の祝日】スペイン北部カンタブリア海の中心に位置するカンタブリア自治州の守護聖人の日です。同州内の学校、企業、政府機関は休業となります。
- カンタブリア自治州の祝日。
- 2025年9月17日(水)メリリャの日 / Día de Melilla
- 【市町村の祝日】アフリカ北西部沿岸に位置する自治都市、メリリャ(Melilla)の日。1497年9月17日、メディナ・シドニア公の兵士たちが街を襲撃したことを記念する日です。
- メリリャ市の祝日。
- 2025年9月24日(水)聖女メルセの日(メルセ祭り)/ Nuestra Señora días Merce
- 【市町村の祝日】バルセロナの守護聖人である聖女メルセをお祝いする、バルセロナ市最大のお祭りです。この日に前後する数日間、バルセロナ市内の各所でコンサート、花火大会、パレードなど様々なイベントが盛大に開催され、多くの観光客で賑わいます。中でも、サン・ジャウマ広場での「人間の塔」や巨人パレードが有名です。多くの美術館・博物館も無料開放されます。
- バルセロナ市の祝日。
- 2025年10月9日(木)バレンシアの日 / Día de la Comunidad Valencianaa
- 【自治州の祝日】スペイン東部に位置するバレンシア州の日。
- バレンシア州の祝日。
- 2025年10月12日(日)スペイン国民の日 / Fiesta Nacional de España(Día de la Hispanidad)
- 【国全体の祝日】1492年のコロンブスによるアメリカ大陸発見を記念する祝日です。マドリードでは軍事パレードが盛大に行われ、国王や政府要人が参加します。人々はパレードを見学したり、家族とランチを楽しんだり、イベントに参加したりして過ごします。この日は多くの美術館や博物館が無料で開放されるため、文化的なイベントを楽しむ機会にもなります。
- 2025年10月31日(金)ハロウィン / Halloween
- 【お祭り・イベント】カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。
- 2025年11月1日(土)諸聖人の日 / Día de todos los santos
- 【国全体の祝日】キリスト教全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。「万聖節」とも言われています。ちょうど日本のお盆のように「お墓参り」する習慣があります。午前中に教会に行き、家族で先祖の墓を訪れて掃除して、花を飾り、亡くなった人たちに思いを馳せる日となっています。
- 2025年11月10日(月)聖母アルムデナの日 / Virgen de la Almudena
- 【市町村の祝日】マドリードの守護聖人である聖母アルムデナを讃えるお祭りの日です。マヨール広場では午前11時からミサが行われます。マヨール広場やアルムデナ大聖堂周辺は交通規制が敷かれ、非常に混雑します。
- マドリード市の祝日。
- 2025年12月3日(水)ナバラの日 / Día de Navarra
- 【自治州の祝日】スペイン北部に位置するナバラ州の日。1552年12月3日の聖フランシスコ・ザビエルの命日にあたり、ナバラ地域の文化をお祝います。
- ナバラ州の祝日。
- 2025年12月6日(土)憲法記念日 / Día de la Constitución Española
- 【国全体の祝日】フランシスコ・フランコによる独裁政権崩壊後、スペイン民主化運動によって「1978年憲法」が制定されたことを祝う祝日です。この日は、スペインの民主主義を祝う日で、マドリードの国会が一般公開され、市民が自由に見学できます。多くの学校や公的機関が休業となりますが、クリスマス前の買い物客で街は賑わい始めます。人々は家族や友人と過ごすなど、比較的静かに過ごすことが多いです。
- 2025年12月8日(月)聖母マリア祭(聖母受胎祭)/ La Inmaculada Concepción
- 【国全体の祝日】聖母マリアがイエスを身籠たとされる日。この日は、特に敬虔なカトリック教徒にとって重要な日です。多くの教会で特別ミサが行われ、人々は信仰を深めるために教会を訪れます。また、この日からクリスマス休暇に入る企業や学校が多く、12月6日の憲法記念日と合わせて、プエンテ(Puente)と呼ばれる連休になることがよくあります。
- 2025年12月24日(水)クリスマスイブ / Nochebuena
- 【お祭り・イベント】イエス・キリストの誕生日とされている日の前日です。スペインでは、クリスマスはイブの日から始まり、翌年の1月6日の公現祭まで続きます。この間、学校や一部企業はお休みとなります。役所、金融機関、商店などはクリスマスイブと大晦日は半日営業、クリスマス、元旦、公現祭の日は休業します。
スペインでは11月に入ると街は華やかなイルミネーションで彩られ、教会や広場、ショッピングセンターのウィンドーなどがベレン(Belen)という伝統的なクリスマス飾りで装飾されます。ベレンは、キリストの生誕シーンを人形で再現したものです。 - 2025年12月25日(木)クリスマス / Natividad
- 【国全体の祝日】クリスマスの夜は、家族が集まる大切な日となっており、ピンチョスやロースト、あるいは煮込み料理を並べたテーブルを囲み、家族揃って静かな夜を過ごすスタイルが一般的です。
- 2025年12月26日(金)聖ステファノの日 / Día de San Esteban
- 【自治州の祝日】キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを称える日です。スペイン全土の多く教会で特別な礼拝が行われます。スペインの一部のコミュニティで毎年行われる祝日となっています。
- カタルーニャ州、バレアレス諸島州の祝日です。
- 2025年12月31日(水)大晦日 / Vispera de Año Nuevo
- 【お祭り・イベント】グレゴリオ暦の最後の日である大晦日は、クリスマスの日とは対照的に、パーティーで陽気に過ごすスタイルです。新年を告げる、深夜0時の鐘の音に合わせ、広場などで12粒のブドウを食べる習慣があります。
旅の計画に役立つ情報
振替休日の有無と週休二日制
スペインには、日本のような明確な振替休日の制度はありません。祝日が日曜日と重なった場合、翌月曜日が休みになることがありますが、これは各自治州の判断によって異なります。2026年は11月1日と12月6日が日曜日にあたるため、州によって翌月曜日が振替休日となります。10月12日のスペイン国民の日は月曜日のため、当日が祝祭日となります。
週休二日制は一般的に普及しており、多くの企業や学校が土日を休日としています。
正確な祝日カレンダーの確認方法
スペインの正確な祝日情報は、スペイン労働・社会経済省が発行する公式の労働休日カレンダーで確認できます。最新の公式情報は以下の検索一覧ページから確認することが可能です。
▶︎ 公式労働休日カレンダーの掲載ページ
BOE公式サイト
日本とスペインの時差、サマータイム
スペインは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との間に8時間の時差があります。日本の午後17:00がスペインの午前09:00となります。
また、スペインはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中の日本との時差は7時間となります。
2026年にサマータイムが実施されるのは2026年3月29日(日)〜2026年10月25日(日)の期間です。
正確には2026年3月29日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2026年10月25日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。

2026年 スペインの祝日・お祭り・イベント カレンダー
スペインの国全体の祝日、自治州の祝日をまとめてみました。主要なお祭りやスポーツイベントなども網羅しました。スペイン旅行の計画に役立ててください。
※赤字が国全体の祝日です。
※オレンジ色が自治州・市町村の祝日です。
- 2026年1月1日(木)元旦 / Año Nuevo
- 【国全体の祝日】新年を祝う日です。大晦日の深夜に広場で12粒のブドウを食べるというスペイン独特の習慣があり、その翌日は家族や友人と静かに過ごすのが一般的です。
- 2026年1月6日(火)公現祭 / Epifanía del Señor
- 【国全体の祝日】東方の三博士(三賢者)が幼子イエスを訪ねたことを祝う日です。スペイン各地で5日の夜には大規模なパレードが行われます。
- 2026年2月14日(土)バレンタインデー / Día de San Valentín
- 【お祭り・イベント】スペインでは「恋人たちの日」と呼ばれます。男性から女性へ、バラやチョコレートを贈る習慣があります。
- 2026年2月28日(土)アンダルシアの日 / Día de Andalucía
- 【自治州の祝日】アンダルシア州の自治州昇格を記念する日です。
- 2026年3月1日(日)バレアレス諸島の日 / Día de las Islas Baleares
- 【自治州の祝日】マヨルカ島やイビサ島などで構成されるバレアレス諸島の自治州記念日です。
2026年は日曜日にあたるため、**祝日自体は3月1日ですが、実際の休日は翌3月2日(月)として扱われます**。 - 2026年3月19日(木)サン・ホセの日 / 父の日 / Día de San José
- 【自治州の祝日】聖ヨセフの日。バレンシアではこの日に向けて「バレンシアの火祭り」が開催されます。バレンシア、ガリシア、ムルシアなどで祝日となります。
- 2026年3月20日(金)イスラム断食明け / Eid al-Fitr (見込み)
- 【一部自治都市の祝日】ラマダンを終えたことを祝うイスラム教の祝祭。セウタやメリージャで祝日となります。
- 2026年4月2日(木)聖木曜日 / Jueves Santo
- 【自治州の祝日】最後の晩餐を記念する日。カタルーニャ州とバレンシア州を除くほぼ全域で祝日となります。
- 2026年4月3日(金)聖金曜日 / Viernes Santo
- 【国全体の祝日】イエス・キリストの受難と死を記念する、聖週間の中で最も厳かな日です。
- 2026年4月6日(月)復活祭後の月曜日 / Lunes de Pascua
- 【自治州の祝日】カタルーニャ、バレンシア、バスク、バレアレス諸島などで祝日となります。
- 2026年4月23日(木)アラゴンの日 / カスティーリャ・レオン州の日
- 【自治州の祝日】各州の守護聖人や自治権獲得を記念する祝日です。カタルーニャでは「サン・ジョルディの日」として本やバラを贈る行事が行われます。
- 2026年5月1日(金)メーデー / Fiesta del Trabajo
- 【国全体の祝日】労働者の祭典です。2026年は金曜日のため、週末と合わせて連休になります。
- 2026年5月2日(土)マドリード州の日 / Día de Madrid
- 【自治州の祝日】1808年のフランス軍に対する蜂起を記念するマドリード州の祝日です。
- 2026年5月15日(金)聖サン・イシドロの日 / Día de San Isidro
- 【市町村の祝日】マドリード市の守護聖人の日です。市内各地でお祭りが催されます。
- 2026年5月27日(水)メッカ巡礼祭(犠牲祭)/ Eid Al-Adha (見込み)
- 【一部自治都市の祝日】セウタやメリージャで祝われるイスラム教の祝日です。
- 2026年6月4日(木)キリスト聖体祭 / Corpus Christi
- 【自治州の祝日】カスティーリャ・ラ・マンチャ州などで祝日となります。トレドの祭りが有名です。
- 2026年6月24日(水)サン・ファンの日 / San Juan
- 【自治州の祝日】カタルーニャやバレンシアで夏の到来を祝う火祭りが行われます。
- 2026年7月25日(土)聖ヤコブの日 / Día de Santiago Apostol
- 【自治州の祝日】スペインの守護聖人ヤコブの日。ガリシア州やバスク州などで祝われます。
- 2026年8月15日(土)聖母被昇天祭 / Asunción de la Virgen
- 【国全体の祝日】聖母マリアが天に上げられたことを記念する日です。夏のバカンスシーズンのピークにあたります。
- 2026年9月11日(金)カタルーニャ国民の日 / Diada Nacional de Catalunya
- 【自治州の祝日】カタルーニャ州の自治権と歴史を記念する日です。
- 2026年9月24日(木)聖女メルセの日(メルセ祭り)/ La Mercè
- 【市町村の祝日】バルセロナ市最大のお祭りです。人間の塔などの伝統行事が行われます。
- 2026年10月12日(月)スペイン国民の日 / Fiesta Nacional de España
- 【国全体の祝日】アメリカ大陸到達を記念する日です。2026年は月曜日のため、三連休となります。
- 2026年11月1日(日)諸聖人の日 / Día de Todos los Santos
- 【国全体の祝日】全ての聖人と亡くなった人々を偲ぶ日です。
2026年は日曜日にあたるため、**祝日は11月1日ですが、実際の休日は翌11月2日(月)として扱われます**。
- 2026年12月6日(日)憲法記念日 / Día de la Constitución
- 【国全体の祝日】1978年憲法の制定を記念する祝日です。
2026年は日曜日にあたるため、祝日は12月6日ですが、実際の休日は翌12月7日(月)として扱われます。 - 2026年12月8日(火)聖母受胎祭 / La Inmaculada Concepción
- 【国全体の祝日】カトリックにおいて非常に重要な祝日です。前後の休日と合わせて大型連休になるのが一般的です。
- 2026年12月25日(金)クリスマス / Natividad
- 【国全体の祝日】家族が集まって過ごす大切な祝日です。
スペインの祝日は地域性が非常に強く、自治州や市によって細かく異なります。旅行前には必ずBOE公式サイトなどで滞在先の最新情報を確認するようにしてください。


