
ベルギーの祝祭日・休日について
ベルギーの祝祭日・休日はキリスト教関係のものが多いため、一般の日本人には馴染みのないものがあります。しかも、その多くが毎年、日付が変わる「移動祝日」です。
これは、キリスト教における最重要祝日・復活祭(イースター)が、「春分の日以降の満月の次の日曜日」と決められているためです。多くのキリスト教の行事・典礼が復活祭を起点として日にちを数えるため、毎年日付が変わる「移動祝祭日」となります。
ちなみに、ベルギーの学校のお休み(春休み、夏休み、秋休み)は、オランダ語圏(北部)とフランス語圏(南部)で、休暇の期間をズラしています。こうして移動・交通機関の混雑を避けるように工夫しています。
日本とベルギーとの時差、サマータイム
ベルギーは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との間に8時間の時差があります。日本の午後17:00がベルギーの午前09:00となります。
また、ベルギーはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中は日本との時差は7時間となります。つまり、日本の午後16:00がベルギーの午前09:00となります。
2026年にサマータイムが実施されるのは2026年3月29日(日)~2026年10月25日(日)の期間です。
正確には2026年3月29日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2026年10月25日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。

2026年ベルギーの祝日/休日/記念日/イベント/お祭りカレンダー
※赤字が、国が定めたベルギー全土の祝日です。
※オレンジが、地域ごとの祝日です。
- 2026年1月1日(木)元旦 / Nouvel an / New Year’s Day
- グレゴリオ暦の新年元旦はベルギー全土で祝日となります。
- 2026年1月6日(火)公現祭(エピファニー) / Fête des Rois / Epiphanie
- 新約聖書に出てくる「東方の三博士(三賢者)」が、幼子イエスのもとを来訪したことを祝う日です。日本では「三賢者祭り」とも呼ばれます。
- 2026年2月14日(土)バレンタインデー / Saint-Valentin / Valentine’s Day
- バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日です。ベルギーでも、「恋人たちの日」となっていますが、男性が愛する女性にバラの花やカードをプレゼントする習慣があります。
- 2026年4月3日(金)聖金曜日 / Goedevrijdag
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復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。
イエス・キリストの受難と死を記念する日で、カトリック教会では福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。公的な祝日ではありませんが、一部の銀行や公共機関などは休業,あるいは業務短縮となる場合があります。 - 2026年4月5日(日)復活祭(イースター) / Pâques / Easter Sunday
- 復活祭は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要祝日です。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝日です。
- 2026年4月6日(月)復活祭の月曜日 / Lundi de Pâques / Easter Monday
- 復活祭の翌日の月曜日は、いわゆるイースター・マンデーとして祝日となります。
- 2026年5月1日(金)メーデー / Fête du Travail / Labour Day
- 毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典の日となっています。ベルギーでも国の祝日となっています。

- 2026年5月9日(土)・10日(日)ブリュッセル首都圏の祝日(アイリスの日)/ Fête de l’Iris / Iris Day
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毎年5月初旬に祝われるブリュッセル首都圏の祝日(フェスティバル)です。ブリュッセルの象徴であるアイリス(菖蒲の花)にちなんでいます。2026年は5月9日・10日が開催予定日となります。
※首都ブリュッセルは、フランス語とオランダ語が併用されており、単独でブリュッセル首都圏地域を構成しています。 - 2026年5月10日(日)母の日
- ベルギーでは、日本と同じく5月の第2日曜日が「母の日」となっています。
- 2026年5月14日(木)キリスト昇天祭 / Jeudi de l’Ascension / Ascension Day
- 復活祭から数えて6回目の日曜日後の木曜日にキリストが昇天したことを祝う日です。キリスト教カトリックの典礼暦の中では最も大きな祝いの一つで、教派を超えて広範に祝われます。
- 2026年5月15日(金)キリスト昇天祭の翌日 / Day after Ascension Day
- キリスト昇天祭の翌日の金曜日は、祝日ではありませんが、政府機関や一部の学校・企業が連休にするために休業(ブリッジ)となる場合があります。
- 2026年5月24日(日)聖霊降臨祭 / Pentecôte / Whit Sunday
- 復活祭から7週間の日曜日、イエスの復活・昇天後、祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祭日です。日本では五旬節、五旬祭とも呼ばれています。日曜と翌日の月曜の2日間にわたって祝います。
- 2026年5月25日(月)聖霊降臨祭の翌日 / Lundi de Pentecôte / Whit Monday
- 聖霊降臨祭の翌日の月曜日は祝日となっています。
- 2026年6月14日(日)父の日
- ベルギーでは、6月の第2日曜日が「父の日」となっています。
- 2026年7月11日(土)オランダ語圏の祝日(黄金の拍車の日)/ Guldensporenslag / De Vlaamse Feestdag
- 毎年7月11日に祝われるベルギーのオランダ語圏(フラマン地域)の祝日です。1302年7月11日に、フランドル(現在のフラマン地域)の軍がフランス王国の軍を打ち破った歴史的な「黄金拍車の戦い(Guldensporenslag)」に由来しています。
- 2026年7月21日(火)独立記念日(ベルギー・ナショナル・デー)/ Fête Nationale / Belgian National Day
- 1831年7月21日、レオポルド一世が即位したことを記念する祝日です。この日にベルギーはオランダから独立を果たしています。

- 2026年8月15日(土)聖母被昇天祭 / Assomption / Assumption Day
- カトリックで聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する祝日です。1950年に当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義とされています。
- 2026年9月20日(日) ワロン地域の日 / Fête de la Région wallonne / Day of the Walloon Region
- 毎年9月の第3日曜日に祝われる、ワロン地域(ベルギー南部、フランス語圏)の文化、歴史、アイデンティティを称える祝日です。ワロン地域内の多くの都市や町でさまざまなイベントが開催されます。
- 2026年9月27日(日)フランス語共同体の日 / Fête de la Communauté française / Day of the French Community
- ベルギーのフランス語共同体(ベルギー南部のワロン地域およびブリュッセル首都圏)の祝日です。が毎年祝う公式な祝日です。1830年のベルギー独立革命時、ブリュッセルでオランダ軍が撤退した日を記念しています。フランス語圏で、文化イベントや地域行事、音楽祭などが行われます。
- 2026年10月31日(土)ハロウィン / Halloween
- ハロウィンは、カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。
- 2026年11月1日(日)万聖節(諸聖人の日) / Toussaint / All Saints’ Day
- キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。
- 2026年11月11日(水)第一次大戦休戦記念日 / Armistice / Armistice Day
- 1918年11月11日、フランスのコンピエーニュの森で、連合国とドイツ帝国との間で締結された休戦協定を記念する祝日です。 戦争慰霊碑の参拝などが行われます。
- 2026年11月15日(日)ドイツ語共同体の日 & 国王の日 / Tag der D.G. & Fête du Roi
- 11月15日は「国王の日」であり、同時に「ドイツ語共同体の日」でもあります。ドイツ語共同体(ベルギー東部のオイペン、ザンクト・フィート周辺)においては公的な祝日となり、学校や行政機関が休みとなります。その他の地域では祝日ではありませんが、連邦政府機関を中心に一部の公的機関が休業します。
- 2026年12月6日(日)聖ニコラウスの日 / Jour de Saint-Nicolas / Saint Nicholas Day
- サンタクロースのモデルとなったキリスト教の主教(司教)・神学者である聖ニコラス(270年頃~345年または352年12月6日)を記念する日です。祝日ではありませんが、ベルギーでは子供たちに、お菓子「スペキュロス」などをプレゼントする習慣があります。
- 2026年12月25日(金)クリスマス / Noël / Christmas Day
- クリスマス。
- 2026年12月26日(土)ボクシング・デー / Lendemain de Noël / Boxing Day
- クリスマスの翌日、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマス・プレゼントの箱 (box) を開ける日だったことから「Boxing Day」と呼ばれています。ベルギーでは国の祝日ではありませんが、機関や地域によって休業となる場合があります。


