イタリアの基本知識
- 正式国名
- イタリア語: Repubblica Italiana (レプッブリカ・イタリアーナ)
英語: Italian Republic
日本語: イタリア共和国。通称、イタリア
- 首都
- ローマ(Roma)
- 面積
- 30万2780km2(世界69位)。日本の約80%ほどの大きさです。
- 人口
- 6046万2000人(2020年総計、世界23位)
- 政治体制
- 共和制。国家元首である大統領は間接選挙で選ばれ、任期は7年。首相は、大統領が指名し、議会が承認する仕組みです。議会は上院に当たる元老院と、下院にあたる代議院の二院制。
- 民族構成
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ラテン系を中心に、ケルト系、ゲルマン系、ギリシャ系などの混成民族であるイタリア人が大半を占めています。ヨーロッパにおける有数の移民受入国で、2016年における外国人人口は502万6153名を数え、イタリア国民の1割近くを占めています。
- 言語
- 公用語はイタリア語。
- 宗教
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カトリックが約95%と大勢を占めており、プロテスタントは少数。またアラブ系移民の増加により、イスラム教が増加傾向にあります。
- 国旗
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緑、白、赤の縦縞の三色旗です。イタリア三色旗(Tricolore italiano)や三色旗(トリコローレ、Tricolore)とも呼ばれます。一般的に、緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・熱血」という意味ですが、フランス国旗を由来とするため、緑は「自由」(フランス国旗の青を置き換えたもの)、白は「平等」、赤は「友愛(博愛)」を表していると解釈されることもあります。
- 国歌
- マメリの讃歌(イタリア語:Inno di Mameli)
イタリア共和国の国歌「マメーリの賛歌」の解説・歌詞・視聴
- 国花
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デージー(Bellis perennis)。イタリア王国の国王ウンベルト1世の后の名マルゲリータに因んでいます。1946年の王政終焉まで慣習上、国花として扱われていました。
- 時差
- イタリアは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との時差は-8時間。日本時間の午後17:00がイタリア時間の午前09:00です。
また、イタリアはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中の日本との時差は-7時間となります。
2023年にサマータイムが実施されるのは2023年3月26日(日)~2023年10月29日(日)の期間です。
2024年にサマータイムが実施されるのは2024年3月31日(日)~2024年10月27日(日)の期間です。
イタリア旅行の基本情報
- 入出国 / パスポート / ビザ
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【パスポート】観光目的の場合、入国時に滞在日数+3ヵ月以上の有効残存期間が必要です。
なお、シェンゲン協定実施国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がありません。日本など協定加盟国以外から入国する場合は、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受けます。
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【ビザ】日本国民の場合、3ヵ月以内の観光目的滞在ならば不要。
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※ビザ・パスポート等の情報は、予告なく変更されることがあります。必ず大使館、領事館、旅行会社でご確認ください。
- 電圧 / 電源プラグ
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標準は220V、周波数は50Hz。日本国内用の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器が必要です。
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プラグの形状は、CタイプとSEタイプの2種類あります。
- ビデオ方式 / DVD方式
- イタリアのテレビ、ビデオの出力方式はPAL方式のため、イタリアで購入したDVDソフトを日本の一般的なビデオ・プレイヤーやDVDプレーヤーで見ることはできません。DVD内蔵パソコンは、通常PAL出力対応なので、再生することができます。
- 水
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イタリアの水道水は、日本の水道水に比べて石灰分が多く含んでいますが、そのまま飲んでも通常は大丈夫です。気になる人はミネラルウォーター(eau minérale)を。イタリアのミネラルウォーターには、炭酸入り(ガズーズgazeuse)と炭酸なし(プラットplate)があります。スーパーで500mlが€0.3~1程度です。
- ビジネスアワー
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ショップやレストランは店によって異なり、夏のバカンスシーズンなど長期休暇を取る店も多くあります。店や都市によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
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【銀行】 月~金曜8:30~13:30、15:00〜16:00。土・日曜、祝日は休業。銀行によって異なります。
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【デパート】 月~土曜10:00~20:00、日曜、祝日は休業するところが多いです。
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【ショップ】 月~土曜10:00~19:00頃。昼休みを取る店もあり、日曜、祝日は休業する店が多くあります。
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【カフェ】 8:00~24:00頃
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【レストラン】 昼12:00~15:00、夜19:00~24:00頃。日曜、祝日は休業する店もあります。
- 基本マナー
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【飲酒】 最低飲酒年齢は16歳。レンタカーのレンタル資格は、HertzもAvisも21歳以上(車種によっては例外も)です。
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【喫煙】 駅、飲食店など公共の閉じられた空間での喫煙は全面禁止です。違反者には罰金があります。なお、イタリアには喫煙の最低年齢を定める法律は特にありません。
- 通貨 / 貨幣
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ユーロ (€、EUR)。補助通貨単位はセント/チェンテージモ(Cent / centesimo)。
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紙幣は€500、€200、€100、€50、€20、€10、€5。
硬貨は€2、€1、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セント。硬貨の表面はEU共通デザインで、裏面はコロッセオなどが入ったイタリア独自のデザインです。
1ユーロ≒163.72円(2023年11月15日現在)。
- チップについて
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レストランやホテルなどの料金は、サービス料が含まれているため、チップの必要はありません。快いサービスを受けてチップを払いたいと思った時は、どうぞ。
【ホテル】ポーターやルームサービスは€1〜5。
【タクシー】料金の約10%が目安です。
【トイレ】係員が一律に徴収する場合や、机にお皿を置いて0.5~1ユーロほどのチップをおいて置くようなトイレもあります。また、入口のゲートに指定料金を投入する無人タイプのトイレもあります。
- 税金
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ほとんどの商品に「IVA」と呼ばれる付加価値税が4~22%かかっています。また、EU以外の居住者が1つの店舗で€154.94以上の買い物をした場合、手数料などを引いた税金が還付されます。ショッピングを楽しんで帰国する時には、忘れずに手続きを!
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2011年から、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアで宿泊した場合、滞在税が課せられます。ホテルのランク、時期などにより異なりますが、1泊につき€1~5ほどです。チェックアウト時、現金で直接ホテルへ支払うのが一般的です。
- 郵便
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【郵便局の営業時間】 月~土曜の8:00~19:00、土曜9:00~13:00。日曜、祝日は休業。局によって異なります。
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【郵便料金】 日本への料金はハガキ・封書とも、20gまで€2.40。切手は郵便局、Tabacchi(タバコ屋)でも購入できます。