ポーランドの祝祭日・休日について
ポーランドの祝祭日・休日は、国民の約95%がカトリック教徒のため、キリスト教関係のものが多いことが特徴です。そのため、一般の日本人には馴染みのないものがあります。
しかも、その多くが毎年日付が変わる「移動祝祭日」です。これはキリスト教における最重要祝祭日である復活祭(イースター)が、「春分の日以降の満月の次の日曜日」と決められているためです。多くのキリスト教の行事・典礼は復活祭を起点として日にちを数えるため、「移動祝祭日」となります。
また、ポーランドでは日曜日はほとんど全てのショップが閉まります。ポーランドを旅行する際は、注意する必要があります。
なお、ポーランドには祝日が土・日と重なった場合、次の日が休日となる振替休日の制度はありません。ただし、会社や学校が独自に振替休日を設ける場合があります。
日本とポーランドとの時差、サマータイム
ポーランドは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との間に-8時間の時差があります。日本の午後17:00がの午前09:00となります。
また、ポーランドはサマータイムを採用しているため、サマータイム期間中の日本との時差は-7時間となります。
2024年にサマータイムが実施されるのは2024年3月31日(日)~2024年10月27日(日)の期間です。
正確には2024年3月31日(日)2時0分に時計の針を1時間進めて3時0分にします。そして2024年10月27日(日)3時0分に時計の針を1時間戻して2時0分にします。
2024年ポーランドの祝日/休日/記念日/イベント/お祭りカレンダー
※赤字が国が定めたポーランド全土の祝日です。
- 2024年1月1日(月)新年元旦 / Nowy Rok
- グレゴリオ歴の新年元旦は祝日となります。
- 2024年1月6日(土)公現祭(エピファニー) / Święto Trzech Króli
- 新約聖書に出てくる「東方の三博士(三賢者)」が、幼子イエスのもとを来訪したことを記念する祝日です。日本では「三賢者祭り」とも呼ばれます。
- 2024年2月14日(水)バレンタインデー / Walentynki
- バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下に殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日です。ポーランドでは、男性が女性にバラの花などをプレゼントする習慣があります。
- 2024年2月8日(木)脂の木曜日 / Tłusty Czwartek
- ポーランドでは、節制と質素な食事が始まる四旬節の前の木曜日は「脂の木曜日」と呼ばれ、ドーナッツのような独自の揚げ菓子「ポンチキ」や、あるいは「ファボルキ」を食べる日となっています。四旬節の期間中は断食・節制が求められるため、その前にお菓子やご馳走を食べる日となっています。ポーランド全土のパン屋さんやお菓子屋さんに、大量のポンチキが並びます。
- 2024年3月28日(木)聖木曜日 / Wielki Czwartek
- 復活祭前の木曜日にあたる日で、イエス・キリストと使徒達の最後の晩餐を記念する祭日です。復活祭前の一週間は特別な期間で、中でも聖木曜日からの三日間は特に尊重されます。大聖堂では司教によるミサが行われ、夜には大聖堂以外の教会でミサが行われます。
- 2024年3月29日(金)聖金曜日 / Wielki Piątek
- 復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する祭日です。カトリック教会では福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。ポーランドでは、教会の外で「十字架の道行き」(Droga Krzyżowa)が行われます。イエス・キリストが捕らえられてから葬られるまでの14の場面の出来事に祈りを捧げます。
- 2024年3月30日(土)聖土曜日 / Wielka Sobota
- 聖金曜日の翌日、つまり復活祭前日に当たる日で、イエス・キリストが十字架に掛けられ、亡くなったことを追悼する祭日です。ポーランドでは、籐籠にピサンカ(Pisanka)と呼ばれる模様を描いたゆで卵、イースターブレッド、塩、キリストの復活を意味する砂糖細工の羊、手作りのケーキ、チョコレートのウサギなどを入れたバスケットを持って教会に出かけ、聖水で祝福してもらう習慣があります。祝福されたシフィエンツォンカはイースター当日に朝食として頂きます。
- 2024年3月31日(日)復活祭(イースター)/ Pierwszy dzień Wielkiej Nocy
- 復活祭は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要祝祭日です。ポーランドの各家庭では、食卓に卵料理を並べ、盛大にお祝いをします。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝祭日です。
- 2024年4月1日(月)復活祭の月曜日 / Drugi dzień Wielkiej Nocy
- 復活祭の翌日の月曜日は、いわゆるイースター・マンデーとして祝日となります。
- 2024年5月1日(水)労働者の日(メーデー)/ Międzynarodowe Święto Pracy
- 毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。ポーランドでも国の祝日となっています。
- 2024年5月2日(木)ポーランド国旗の日 / Dzień Flagi Rzeczpospolitej Polskiej
- ポーランド国旗の記念日です。白と赤の横二色で構成されたポーランド国旗を掲揚します。
- 2024年5月3日(金)憲法記念日 / Święto Narodowe Konstytucji Trzeciego Maja
- 1791年5月3日にポーランド・リトアニア共和国時代の憲法が議会で採択されたことを記念する祝日です。「5月3日憲法」と呼ばれており、ヨーロッパ最初の成文国民憲法です。ポーランド各地でパレードなど様々なイベントが行われます。
- 2024年5月19日(日)聖霊降臨祭(ペンテコステ)/ Pierwszy dzień Zielonych Świątek
- 復活祭から7週間目の日曜日、イエスの復活・昇天後、祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祝日です。ペンテコステと呼ばれ、日本では五旬節、五旬祭と呼ばれています。日曜と翌日の月曜の2日間にわたって、お祝います。
- 2024年5月26日(日)母の日 / Dzień Matki
- 母親に感謝の気持ちを伝える記念日です。母親にカードを送ったり、チョコレートなどをプレゼントをするのが一般的です。日本では5月の第2日曜日が母の日ですが、ポーランドでは毎年5月26日に決まっています。
- 2024年5月30日(木)聖体の祝日(聖体祭)/ Boże Ciało
- キリストの聖体に対する信仰を確認するカトリックの祝日です。ポーランド各地でミサの終了後、「Procesja」(プロツェシア)と呼ばれる聖体の行列が行われます。
- 2024年6月1日(土)子供の日 / Dzień Dziecka
- 毎年6月1 日が子供の日となっており、学校の授業は休みとなり、スポーツ大会等が催されます。家庭では両親からプレゼントがあります。また、ワルシャワの国家議事堂では、ポーランド全土から集まった460人の中学生・高校生による「子供国会」が催されます。子供たちが様々な議題について話し合います。
- 2024年6月21日(金)夏至の日 / Pierwszy Dzień Lata
- ポーランドでは、古くは水と火、愛と子孫繁栄、そして太陽と月を祝う日で、伝統的な占いなどが行われていたそうです。いわゆる[夏至祭り」(ノツ・クパウィ / Noc Kupały)です。近年は、夜空にランタン飛ばして祝うスタイルが人気です。
- 2024年6月23日(日)父の日 / Dzień Ojca
- 父親に感謝の気持ちを伝える記念日です。父親にカードやチョコレートなどをプレゼントをするのが一般的です。日本では父の日は6月の第3日曜日ですが、ポーランドでは毎年6月23日に決まっています。
- 2024年8月1日(木)ワルシャワ蜂起記念日 / Narodowy Dzień Pamięci Powstania Warszawskiego
- 1944年8月1日、ドイツ占領下のワルシャワでポーランド国内軍と市民が武装蜂起したことを記念する日です。ワルシャワ蜂起が始まった8月1日17:00に市内にサイレンが響き渡り、人々は立ち止まり、祖国に1分間の黙祷を捧げます。
- 2024年8月15日(木)聖母被昇天祭 / Wniebowzięcie Najświętszej Maryi Panny
- カトリックで聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する祝祭日です。1950年に当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義とされています。ポーランド各地の教会で盛大なミサが行われます。
- 2024年10月31日(木)ハロウィン /
- カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。若い世代は、魔女や魔術師、吸血鬼、騎士に仮装してパーティーを楽しみます。
- 2024年11月1日(金)万聖節(諸聖人の日)/ Wszystkich Świętych
- キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。
- 2024年11月2日(土)死者の日 / Dzień Zaduszny
- 祝日である諸聖人の日の翌日は、死者を悼む日とされ、ちょうど日本のお盆のように「お墓参り」する習慣があります。家族で先祖や家族が眠る墓石を掃除して花を捧げ、ロウソク、ランプを灯してお祈りをします。そのため、実家に帰郷する帰省ラッシュとなります。
- 2024年11月11日(月)独立記念日 / Narodowe Święto Niepodległości
-
1918年11月11日に第一次世界大戦が終結し、ヴェルサイユ条約の民族自決の原則によって、“ポーランド独立の父”と言われるユゼフ・ピウスツキを国家元首として共和制のポーランド国家が再生したことを祝う祝日です。
独立パレード、コンサートなどのイベントが催されます。ワルシャワなどの大都市では、一部の若者たちが荒れることもあるのでご注意を! - 2024年12月24日(火)クリスマスイブ / Wigilia Bożego Narodzenia
-
国民の約95%がキリスト教徒と言われるポーランドでは、クリスマスは年中最大行事です。12月になると街はサンタクロースやクリスマスツリー、イルミネーションで装飾され、ショップではクリスマスプレゼント商品が並びます。
Wigilia(ヴィギリア)と呼ばれるクリスマスイブに当たる12月24日には、家族が一緒に夕食をとる慣習があります。 - 2024年12月25日(水)クリスマス(1日目) / Pierwszy dzień Bożego Narodzenia
- ポーランドでは、クリスマス1日目は、親戚・知人達と食卓を囲み、賑やかに過ごすスタイルが一般的です。
- 2024年12月26日(木)聖ステファノの日(クリスマス2日目) / Dzień Świętego Szczepana(Drugi dzień Bożego Narodzenia)
- キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを記念する日で、クリスマス第2日として祝日となります。
- 2024年12月31日(火)大晦日 / Sylwester
- 大晦日は、友人たちとパーティーをしたり、街ごとに行われる無料のカウントダウン・コンサート等を楽しんだりします。ワルシャワのデフィラト広場で開催される「カウントダウンコンサート」が有名です。
2025年ポーランドの祝日/休日/記念日/イベント/お祭りカレンダー
※赤字が国が定めたポーランド全土の祝日です。
- 2025年1月1日(水)新年元旦 / Nowy Rok
- グレゴリオ歴の新年元旦は祝日となります。
- 2025年1月6日(月)公現祭(エピファニー) / Święto Trzech Króli
- 新約聖書に出てくる「東方の三博士(三賢者)」が、幼子イエスのもとを来訪したことを記念する祝日です。日本では「三賢者祭り」とも呼ばれます。
- 2025年2月14日(金)バレンタインデー / Walentynki
- バレンタインデーは、もともと269年にローマ皇帝の迫害下に殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日です。ポーランドでは、男性が女性にバラの花などをプレゼントする習慣があります。
- 2025年2月27日(木)脂の木曜日 / Tłusty Czwartek
- ポーランドでは、節制と質素な食事が始まる四旬節の前の木曜日は「脂の木曜日」と呼ばれる日で、ドーナッツのような独自の揚げ菓子「ポンチキ」、あるいは「ファボルキ」を食べる習慣があります。四旬節の期間中は断食・節制が求められるため、その前にお菓子やご馳走を食べる日となっています。ポーランド全土のパン屋さんやお菓子屋さんに、大量のポンチキが並びます。
- 2025年4月17日(木)聖木曜日 / Wielki Czwartek
- 復活祭前の木曜日にあたる日で、イエス・キリストと使徒達の最後の晩餐を記念する祭日です。復活祭前の一週間は特別な期間で、中でも聖木曜日からの三日間は特に尊重されます。大聖堂では司教によるミサが行われ、夜には大聖堂以外の教会でミサが行われます。
- 2025年4月18日(金)聖金曜日 / Wielki Piątek
- 復活祭の前の金曜日にあたり、「受難日」「受苦日」とも呼ばれます。イエス・キリストの受難と死を記念する祭日です。カトリック教会では福音書の記述をもとにイエスの受難を思い起こす特別な典礼や祈りが行われます。ポーランドでは、教会の外で「十字架の道行き」(Droga Krzyżowa)が行われます。イエス・キリストが捕らえられてから葬られるまでの14の場面の出来事に祈りを捧げます。
- 2025年4月19日(土)聖土曜日 / Wielka Sobota
- 聖金曜日の翌日、つまり復活祭前日に当たる日で、イエス・キリストが十字架に掛けられ、亡くなったことを追悼する祭日です。ポーランドでは、籐籠にピサンカ(Pisanka)と呼ばれる模様を描いたゆで卵、イースターブレッド、塩、キリストの復活を意味する砂糖細工の羊、手作りのケーキ、チョコレートのウサギなどを入れたバスケットを持って教会に出かけ、聖水で祝福してもらう習慣があります。祝福されたシフィエンツォンカはイースター当日に朝食として頂きます。
- 2025年4月20日(日)復活祭(イースター)/ Pierwszy dzień Wielkiej Nocy
- 復活祭は、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目によみがえったことを記念する日で、キリスト教の典礼暦における最重要祝祭日です。ポーランドの各家庭では、食卓に卵料理を並べ、盛大にお祝いをします。復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝うため、年によって日付が変わる移動祝祭日です。
- 2025年4月21日(月)復活祭の月曜日 / Drugi dzień Wielkiej Nocy
- 復活祭の翌日の月曜日は、いわゆるイースター・マンデーとして祝日となります。
- 2025年5月1日(木)労働者の日(メーデー)/ Międzynarodowe Święto Pracy
- 毎年5月1日は、世界各地で春の訪れを祝う日、あるいは労働者による祭典が開かれます。ポーランドでも国の祝日となっています。
- 2025年5月2日(金)ポーランド国旗の日 / Dzień Flagi Rzeczpospolitej Polskiej
- ポーランド国旗の記念日です。白と赤の横二色で構成されたポーランド国旗を掲揚します。
- 2025年5月3日(土)憲法記念日 / Święto Narodowe Konstytucji Trzeciego Maja
- 1791年5月3日にポーランド・リトアニア共和国時代の憲法が議会で採択されたことを記念する祝日です。「5月3日憲法」と呼ばれており、ヨーロッパ最初の成文国民憲法です。ポーランド各地でパレードなど様々なイベントが行われます。
- 2025年5月26日(月)母の日 / Dzień Matki
- 母親に感謝の気持ちを伝える記念日です。日本では5月の第2日曜日が母の日となっていますが、ポーランドでは毎年5月26日です。この日は、母親にカードを送ったり、チョコレートなどをプレゼントをする習慣があります。。
- 2025年6月1日(日)子供の日 / Dzień Dziecka
- ポーランドでは毎年6月1日が子供の日となっています。学校の授業は休みとなり、スポーツ大会等が催されます。家庭では両親からプレゼントがあります。また、ワルシャワの国家議事堂では、ポーランド全土から集まった460人の中学生・高校生による「子供国会」が催されます。子供たちが様々な議題について話し合います。
- 2025年6月8日(日)聖霊降臨祭(ペンテコステ)/ Pierwszy dzień Zielonych Świątek
- 復活祭から7週間目の日曜日、イエスの復活・昇天後、祈っていた120人の信徒たちの上に神からの聖霊が降ったことを記念する祝日です。ペンテコステと呼ばれ、日本では五旬節、五旬祭と呼ばれています。日曜と翌日の月曜の2日間にわたって、お祝います。
- 2025年6月19日(木)聖体の祝日(聖体祭)/ Boże Ciało
- キリストの聖体に対する信仰を確認するカトリックの祝日です。ポーランド各地でミサの終了後、「Procesja」(プロツェシア)と呼ばれる聖体の行列が行われます。
- 2025年6月21日(土)夏至の日 / Pierwszy Dzień Lata
- ポーランドでは、古くは水と火、愛と子孫繁栄、そして太陽と月を祝う日で、伝統的な占いなどが行われていたそうです。いわゆる[夏至祭り」(ノツ・クパウィ / Noc Kupały)です。近年は、夜空にランタン飛ばして祝うスタイルが人気です。
- 2025年6月23日(月)父の日 / Dzień Ojca
- 父親に感謝の気持ちを伝える記念日です。父親にカードやチョコレートなどをプレゼントをするのが一般的です。日本では父の日は6月の第3日曜日ですが、ポーランドでは毎年6月23日となっています。
- 2025年8月1日(金)ワルシャワ蜂起記念日 / Narodowy Dzień Pamięci Powstania Warszawskiego
- 1944年8月1日、ドイツ占領下のワルシャワでポーランド国内軍と市民が武装蜂起したことを記念する日です。ワルシャワ蜂起が始まった8月1日17:00になると、ワルシャワ市内にサイレンが響き渡り、人々は立ち止まって、祖国に1分間の黙祷を捧げます。
- 2025年8月15日(金)聖母被昇天祭 / Wniebowzięcie Najświętszej Maryi Panny
- カトリックで聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられた事を記念する祝祭日です。1950年に当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義とされています。ポーランド各地の教会で盛大なミサが行われます。
- 2025年10月31日(金)ハロウィン /
- カトリックの万聖節(諸聖人の日)の前の晩に行われるキリスト教圏の伝統行事です。若い世代は、魔女や魔術師、吸血鬼、騎士に仮装してパーティーを楽しみます。
- 2025年11月1日(土)万聖節(諸聖人の日)/ Wszystkich Świętych
- キリスト教で全ての聖人と殉教者を記念する祝日です。
- 2025年11月2日(日)死者の日 / Dzień Zaduszny
- 祝日である諸聖人の日の翌日は、死者を悼む日とされ、ちょうど日本のお盆のように「お墓参り」する習慣があります。家族で先祖や家族が眠る墓石を掃除して花を捧げ、ロウソク、ランプを灯してお祈りをします。そのため、実家に帰郷する帰省ラッシュとなります。
- 2025年11月11日(火)独立記念日 / Narodowe Święto Niepodległości
-
1918年11月11日に第一次世界大戦が終結し、ヴェルサイユ条約の民族自決の原則によって、“ポーランド独立の父”と言われるユゼフ・ピウスツキを国家元首として共和制のポーランド国家が再生したことを祝う祝日です。
独立パレード、コンサートなどのイベントが催されます。ワルシャワなどの大都市では、一部の若者たちが荒れることもあるのでご注意を! - 2025年12月24日(水)クリスマスイブ / Wigilia Bożego Narodzenia
-
国民の約95%がキリスト教徒と言われるポーランドでは、クリスマスは年中最大行事です。12月になると街はサンタクロースやクリスマスツリー、イルミネーションで装飾され、ショップではクリスマスプレゼント商品が並びます。
Wigilia(ヴィギリア)と呼ばれるクリスマスイブに当たる12月24日には、家族が一緒に夕食をとる慣習があります。 - 2025年12月25日(木)クリスマス(1日目) / Pierwszy dzień Bożego Narodzenia
- ポーランドでは、クリスマス1日目は、親戚・知人達と食卓を囲み、賑やかに過ごすスタイルが一般的です。
- 2025年12月26日(金)聖ステファノの日(クリスマス2日目) / Dzień Świętego Szczepana(Drugi dzień Bożego Narodzenia)
- キリスト教の最初の殉教者である聖ステファノを記念する日で、クリスマス第2日として祝日となります。
- 2025年12月31日(水)大晦日 / Sylwester
- 大晦日は、友人たちとパーティーをしたり、街ごとに行われる無料のカウントダウン・コンサート等を楽しんだりします。ワルシャワのデフィラト広場で開催される「カウントダウンコンサート」が有名です。