スペイン旅行の基本情報

マドリード

スペインの基本知識

正式国名
スペイン語: Reino de Espana (レイノ・デ・エスパーニャ)
日本語: エスパーニャ王国
首都
マドリード(Madrid)
面積
506,000km2(地中海のバレアレス諸島、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタを含む)。日本の約1.3倍の広さです。
人口
4735万3706人(2020年)。日本の人口の約3分の1です。
政治体制
国王を国家元首とする立憲君主制。17の自治州からなり、それぞれ独自の政府があります。議会は上院に当たる元老院と、下院にあたるスペイン国民議会の二院制。
民族構成
スペイン人はカスティーリャ人、ガリシア人、アンダルシア人、カタルーニャ人、バスク人などで構成されています。その一方で世界屈指の移民受け入れ大国で、全人口の11%に当たる約522万人もの外国人がいます。
言語
カスティーリャ語と呼ばれる標準スペイン語が公用語。その他カタルーニャ語、バレンシア語、バスク語、ガリシア語、アラン語が地方公用語になっています。
宗教
国民の約94%がカトリックです。その一方、ローマ教皇庁が反対している避妊具の使用や同性婚を解禁するなど社会的には政教分離の思想が進んでます。
国旗
スペイン王国の国旗
スペインの国旗は「血と金の旗」と呼ばれ、上から赤、黄、赤と並んだ横三色に、中央・旗竿寄りには国章が配してあります。民間では普通、国章のないものを使用します。国章の柱(ヘラクレスの柱)に巻き付いた帯には、ラテン語でPLUS ULTRA(より彼方へ)と記されています。
国歌
国王行進曲(Marcha Real / マルチャ・レアル)が、国歌および王室歌となっています。曲のみで、歌詞はありません。
「国王行進曲」の詳細・視聴
国花
カーネーション
時差
スペインは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、日本との時差は-8時間。日本時間の午後17:00がスペイン時間の午前09:00です。
また、スペインはサマータイムを採用しているため、サマータイム中の日本との時差は-7時間。つまり日本の午後16:00がスペインの午前09:00となります。
2023年にサマータイムが実施されるのは2023年3月26日(日)~2023年10月29日(日)の期間です。
2024年にサマータイムが実施されるのは2024年3月31日(日)~2024年10月27日(日)の期間です。

スペイン旅行の基本情報

パスポート / ビザ
【パスポート】観光目的の場合、3ヵ月以上の有効残存期間が必要です。
なお、シェンゲン協定実施国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がありません。日本など協定加盟国以外から入国する場合は、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受けます。
【ビザ】日本国民の場合、3ヵ月以内の観光目的の滞在ならば不要です。
※ビザ・パスポート等の情報は、予告なく変更されることがあります。必ず大使館、領事館、旅行会社でご確認ください。
電圧 / 電源プラグ
標準は220V、周波数は50Hz。日本国内用の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器が必要です。
プラグの形状は、Cタイプ。
ビデオ方式/DVD方式
スペインのテレビ、ビデオの出力方式はPAL方式のため、スペインで購入したDVDソフトを日本の一般的なビデオ・プレイヤーやDVDプレーヤーで見ることはできません。DVD内蔵パソコンでは通常、PAL出力対応なので、再生することができます。
スペインの水道水は通常、そのまま飲んでも大丈夫です。気になる人はミネラルウォーター(Agua Mineral / アグア・ミネラル)を。スペインのミネラルウォーターは、炭酸入り(con gas / コン・ガス)と炭酸なし(sin gas / シン・ガス)があります。
ビジネスアワー
【銀行】 月~金曜08:30~14:00、土曜08:30~13:00・日曜、祝日は休業。
【デパート】 月~土曜09:00~22:00。日曜、祝日は休業。
【ショップ】 月~金曜10:00~14:00、16:00~20:00、土曜10:00~14:00。日曜・祝日は休業する店が多くあります。
【レストラン】 昼13:00~16:00、夜20:30~23:00頃が目安です。
基本マナー
【飲酒】 最低飲酒年齢は16歳。レンタカーのレンタル資格は、HertzもAvisも21歳以上(車種によっては例外も)です。
【喫煙】 駅、飲食店など公共の閉じられた空間をはじめ、レストランやバル、ナイトクラブなどの店内でも全面禁煙。
通貨 / 貨幣
通貨単位はユーロ(€)。補助通貨単位はセント/サンチーム(Cent / Centime)。
紙幣は€500、€200、€100、€50、€20、€10、€5。
硬貨は€2、€1、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セントで、硬貨の裏面はスペイン独自のデザインです。
1ユーロ≒163.72円(2023年11月15日現在)。
チップについて
快適なサービスを受けたと思ったらチップを。ホテルでルームサービスを頼んだ場合、1回につき€1程度が目安です。ベッドメイクに枕元にチップを置く必要はありません。
レストランでは、料金の5~10%の額を渡したり、おつりの小銭をテーブルに残す程度。
タクシーは、おつりの小銭を渡したり、きりの良い額で支払うイメージです。
税金
スペインでは、ほとんどの商品に付加価値税IVAが21%かかっています(食料品や医薬品は10%)。旅行者は手続きをすれば最大で13%の税金が戻ってきます(ホテル代や飲食代の分は還付されません)。商品を使用せずEU圏外に持ち出すことが条件。パスポートを提示して免税手続きの申請をします。
郵便
【郵便局の営業時間】 郵便局はコレオ(Correo)と呼ばれ、月~土曜の09:00~14:00に営業、日曜・祝日は休業が一般的。大都市の中央郵便局は日曜日も営業。
【郵便料金】 日本への料金はハガキ・封書とも、20gまで€1.30。